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Oniyome Stock Exchangeの掲示板

>>16379

> 極めつけはスコット・マイナードの「最後のひと上げの終わりが近い」で、
>「サイクルの現時点で信用リスクを増やすのは、ローラー車の
> 前の1セント硬貨を拾いにいくようなものだ。」

分かりやすい表現ですね。w

話はそれますが、米国債イールドカーブが「景気サイン」として機能するのは次の金融危機までだと思います。 本来であれば中銀がコントロールできるのは短期金利だけで、他の年限は市場の需給によって利回りが決まりイールドカーブが形成され、それが「景気サイン」として機能してきました。

が、昨今は中銀の利回りコントロールは全年限に及び、挙げ句の果てに「イールドカーブコントロール」とかいう馬鹿げた金融政策で、イールドカーブを「演出」しだす始末です。

米イールドカーブはまだ若干の市場機能がワークしてますが、各国中銀の金融政策は「最先端の日銀」に習うとの慣例に従えば、米イールドカーブも次の金融危機後は中銀によって「操作」される事になるでしょう。

「イールドカーブコントロール」という金融政策の馬鹿げたところは、「渋滞情報マップ上の渋滞表記を消してしまえば、渋滞はなくなる」を実践しているからです。

  • >>16384

    さぁどうなんでしょう。中央銀行が長期金利を上げようとすると買い入れオペレーションをすることになりますが、買い入れは市中への資金供給なのでインフレ助長と抑制を同時に行うことになって、結局何をやっているのかわからなくなります。資金吸収オペレーションで金利を下げるのも同じことなので、私個人はいつまでも使えるものではないように感じています。政策の流行り廃れの中で捨てられていく手法なのかもしれません。
    なぁんていっても、株価の先行きすらわからないので市場メカニズムと中銀の長期的な関係変化など私にわかるわけがないのですが。w