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くるみぱん2
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くるみぱん2の掲示板

>>182

フェイクフード

『ラボ肉はエコフレンドなのか?』

ベジタリアン、ビーガン運動に火をつけているゲイツ君も投資しているラボ肉。

動物を育てる必要もないため、二酸化炭素も増えずに地球温暖化に歯止めをかけ、かつエコフレンドであると主張しています(『Bill Gates wants to take your steak: Billionaire says the US and other wealthy countries 'should move to 100% synthetic beef' to prevent climate change - after buying up a record amount of farmland in 18 states』MAIL ONLINE, March 25 2021)。

肉を1kg作るために、15,000Lの水を必要とするとよくプロバガンダされています(https://www.parliament.vic.gov.au/images/stories/committees/SCEI/Animal_rights_activism/transcripts/How_much_water_is_used_in_the_production_of_plant.pdf)。

これは本当でしょうか?

この水の総量の95%は、実際は牛たちが食べる牧草が必要とする量です。

しかも、15,000Lというのは、20平方メートルの土地の降水量とイコールであって、水道水を15,000L必要とするという意味ではありません。

一方の、マウスや昆虫の筋肉細胞を培養するとしているラボ肉。

細胞を成長させるには、培養液という栄養をたっぷりと入れたものが必要となります。

この細胞培養に必要とされる培養液の量だけでも、1Kgの培養肉を作るのに、約110Lの量を必要とします(純粋に水道水だけでも1Lは必要)。

この細胞培養には、バイオリアクター(bioreactor)という容器が必要ですが、温度や湿度管理などで多大なエネルギーを必要とします。