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ペチカちゃんの掲示板

そういえば、前にも書いたかもしれないですが、今の最先端の(iPhoneに載ってるような)半導体は、データ(電子)の通り道つまり配線の幅が2nm(ナノメートル)とかなのですが、電子1個の大きさが大体0.1nmなので、つまり電子20個分の幅しかありません。

ただし電子は物理的な"モノ"ではなくて、電気の状態の"確率"の集合 なので、この幅の配線より細くなると、確率的にはそれを飛び出てしまい(量子テレポーテーション)、電子がその配線を通ったかどうかでデジタルでいう0と1を表現する手法が使えなくなる可能性があります。

これはこのペースで行くならば順調なら3年後、少なくとも5年後には大きな問題になると思いますが、各メーカー、それが起きたとしてもなんとかする 方法をもう何年も考えているはずです。

ユーザーとしては、どういう方法をとるのか、回避するのか解決するのか が楽しみです。なぜなら実際に使う上では、もうそのへんはどうでもいいくらいCPUはすでに性能がいいからです(CPUは、オフィスユーザーにとっては5年以上まえから、僕みたいなのにしても3年くらい前からオーバースペックになっています)。