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1552 避難所
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         ◎ 私は蠍座♏

 10月24日、太陽が蠍座に移動! 深く潜るエネルギーが日常を動かす期間へ。

 10月24日午前2時21分、太陽が蠍座に移動するとともに、「蠍座の季節」が始まります。ここから11月22日までの一ヶ月間、蠍座の空気が世界を包み込むことになります。

 蠍座はちょっと特殊な星座です。もちろん、ほかの星座もそれぞれ個性を持っているのですが、蠍座はさらに異質な空気に包まれた世界です。
 そこでは、表側よりも裏側にスポットライトが当たります。表面に現れる感情ではなく、その奥底で蠢く欲望が世界を動かします。言葉よりも肉体が存在感を増していきます。前に進むのではなく、上に伸びるのでもなく、深く潜っていく傾向が生まれるのです。

 太陽は365日かけて12星座を一周する、日常の「土台」となる運勢を司る星ですが、太陽が蠍座に滞在するこの一ヶ月は、人々の日常がこういった少々ディープな雰囲気を帯びていく期間。もちろん、これは悪いことではありません。前進するよりも、高く飛び上がるよりも、深く潜ることが重要となる局面は誰にでも訪れます。
 そして、無数の言葉よりも、肉体的な関係によって多くのことを理解し得ることも。ふだんとは違う運勢の流れに乗れば、これまでは気づかなかった新たな道を発見することもあるはずです。

 また、この期間は、情熱の星・火星とコミュニケーションの星・水星も蠍座に滞在。人々の欲望は深まり、言葉は少々妖しいオーラを帯び、より肉体的になにかを欲する衝動が生まれがちです。

 さらにいうと、今回の「蠍座の季節」は、以下のとおり、大きなできごとも重なっています。

 10月15日の金環日蝕から、日蝕と月蝕を繰り返す「蝕の季節」に突入しています。10月29日の月蝕にピークを迎えるこの「蝕の季節」は、運命に突然のレールチェンジが起こり得る一ヶ月間です。
 
 11月4日に試練の星・土星が約五ヶ月にわたる逆行を終えます。土星は今年3月に約二年半ぶりの大移動を果たしました。その後、初めての逆行を開始したのですが、これにより、人々の新たな舞台と課題が見え始めてきています。


 ✳『東洋の暦では11月7日に立冬を迎えます。世界は次第に閉じていき、その奥底で新たな芽を生み出そうとする期間に入ります。これはこれまで述べた西洋占星術的な「蠍座の季節」と重なる世界観です。』
  

 以上、太陽が蠍座に滞在する10月24日からの一ヶ月は、奥深いできごとが幾重にも重なり、運命が強く揺れ動くとてもディープなとき。西洋占星術的にも、現実世界でも、激動の時代に入ったいまだからこそ、太陽がもたらす「土台」の運勢に沿って過ごすことは特に大切といえるでしょう。