ホントに単なる売買日記か~!?の掲示板

伊吹 有喜「犬がいた季節」

読み終わり。
高校で買われることになった犬と生徒達の交流を、生徒達の進学・卒業・就職を交え、生徒目線と犬目線で描いた物語。

いまいち感情移入できずに、読み終わるのにちょい時間かかった。
自分の高校生活はこんなに青春してなかったな～。
あしたのジョーのようにリング上で死ぬためにボクシングジムに通い(リングで死ぬ前に、右拳の骨を何度も骨折して断念)、車・バイクの教習所代と、車とバイクを買う金を溜めるためのバイトの日々。
思い返すと、ホントつまらねー高校生活だったな。

そんなことより、内容的にはのめり込むことが出来ず、淡々と読んでしまった。
昭和から平成にかけての生徒達の話なので、あ～こんなんあったね～と思い出すくらいで読み終わってしまった。
以前飼ってた犬を思い出して泣きそうにはなったけど。


5点中3点。