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相場メモ雑感の掲示板

 ドル円は、米長期金利や株価の動向に振らされる展開が続いていますね。昨日は東京時間後場からの日経平均の急落を受けて売りが先行したものの、その後は米10年債利回りが1.9%台まで上昇すると114.55円まで買い戻し。NY時間に入ってからは、米金利が1.8199%まで低下に転じたことから再び114.21円とアジア時間の安値に面合わせしました。引けにかけては米金利が再度上昇するにつれて114.36円まで買い戻されました。
 
 アジア時間に入ってからは、ゴトー日とあって朝方こそ114.42円まで値を上げたものの、米10年債利回りの低下や日経平均の下落などを受けて下値を試す展開に。本邦輸出の売りも観測されると114.03円まで売り込まれました。ただ、株価が買い戻しの展開となると114.34円まで急速に値を戻しているといったところです。
 
 いずれにしても、日銀金融政策決定会合以来、市場は少々行き場を失ったような動きとなっているわけで、ここはしっかりと方向性を見極めていかなければならず、米系短期投機筋のいたずらに付き合い過ぎてしまうと、本来の姿を見失うことになりそうです。