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相場メモ雑感の掲示板

 先週末は東京市場が休場となるなか、2021年最後の年末相場。米債券市場が短縮取引となった影響からか、ドル円は全くの蚊帳の外といった状況。ただ、欧州時間とLDNフィキシングでのドル売りでは、いずれも115.01円までと115円台を値固め。クロス円の上昇といったこのところの方向性とともに底堅い動きを確認してNY市場を引けることになりました。
 
 そして週明けの3日は、東京市場はまだまだ正月休み中ですが、2022年寅年の取引が始まっています。1日の元旦が土曜日となったこともあり、本日はオセアニア市場と英国市場が休場とはなっていますが、年末からの相場の趨勢は変わっていない模様。ドル円はクロス円を中心とした底堅い動きが続いています。
 
 昨年11月26日のオミクロンショックを受けた急落からの戻り高値を連日更新しているところですが、本日も先週末の高値115.21円を上抜けて上昇。2021年11月26日の高値115.37円がとりあえずの目処として意識されていますが、やはり、昨年の高値である2021年11月24日の高値115.52円が重要なレジスタンスレベルですね。このレベルを超えることで、2016年12月15日の高値118.66円が新たなドル円のターゲットになることは明白。「寅、千里を走る」荒々しい相場が始まろうとしています。