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やさしい株の談話室の掲示板

昨日は、中国から甥が帰って来た。東京で会議があり、日本には2泊3日しかできないらしい。武漢~上海~福岡まで来て、北九州市に立ち寄ったわけだ。武漢から直行で成田までの飛行機があるらしい。これが一番値段も手ごろだと言っていた。でも北九州市に来る場合は、時間的には上海経由が一番早いと言っていた。

こちらに来て、仏壇に手を合わせて、雑談してすぐまた東京に行ってしまった。ゆっくりできなかったのは残念だけど、2時間ぐらいは話ができたかな。中国の経済は、こちら日本で聞くより深刻だと言っていた。若者の仕事がない。政府に不満が向く。その運動が少しずつ激しくなってきているのを肌で感じると言っていた。でも、そういう声をあげると、中国当局から拘束されるらしい。甥の知人で、とってもしっかりしている経営者がいて、最近顔を見ないなあと思ったら、拘束されていると聞いたと言っていた。

自分たち日本人も日本人たちだけで集まった会合では、絶対に中国の共産党支配の不満なんて口にできないと言っていた。どこで誰が聞いているかわからないらしい。だから気を付けて生活していると言っていた。これって、精神的に疲れるとらしい。

家族みんなで「早く日本に戻っておいで、戻れないの?」と聞くと「5年契約?今は3年経ったから、あと2年は中国で仕事しないといけない」と言っていた。ただ、仕事自体は、やりがいはあると言っていた。そして給料はものすごーくいいみたいだし。仕事は満足しているけど、生活面(いろいろな制約)で大変だと。

くれぐれも「政治的なことに首をつっこまないこと」と言って甥と別れたわけだ。