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(仮)メンタル編 個人投資家 Step up  スレ
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(仮)メンタル編 個人投資家 Step up スレの掲示板

【 考える を 考える 】
 
まずは、辞書にどう書かれているのか見てみましょう。
 
1. あれやこれやと思いをめぐらす。
  その事について、心を知的に使って判断する。
 
2. 新たなものをくふうする。考案する。

さて、どうでしょう … まぁ辞書的にはこれでOKでしょうね。
 
では、「あれやこれや」って ? 「知的に」って ? 「判断」? …
「新たなもの」? 「くふう」? など、紐解いていきましょう。
 
「あれやこれや」 … これは【記憶】から呼び出さないといけませんね。

「知的に」 … 言い換えれば「知っていることを合理的に」ですね。
んっ!「知っている?」…これは少なくとも未来ではありませんね。【過去】
つまり、知る・知っているとは … 経験上のもの、まぁ【経験】ですね。
 
「判断」 … これは選択・決定です。
  
「新たなもの」 … 「これまでになかったもの」でいいかな。
 
「くふう」 … 判断した結果良いと思われる方法となるかな。
 
では、本題に行きますね。
 
前述の、【記憶】【過去】【経験】が 何もないとしたらどうなるでしょう。
 
その答えは『考える(と言う行為)などできない』となりませんか。
 
つまり、考える(思考する)為には、
考える為の材料(思考材料)が、絶対に必要不可欠なのです。
 
ではここで、
「あの人とはどんなに話しても、何を考えてるかわからない。」…
「ボクだったら、あんなこと絶対にしない」…
こんな場面を少なからず経験していませんか。
 
これって実はごく自然な当たり前の事ナンです。
 
何でって、それは … 
全く同じ【記憶】【過去】【経験】を持つ方など、存在しないからです。
 
言い換えれば、異なった思考材料を持つものは、
同じ考えになり様がないからです。
 
「そんなことないよっ!ボクたちはいつも同じ考えで仲がいいんだ。」…
そんな声が聞こえてきそうですね。
 
それは「互いに気遣い」があるから、仲がいいだけではありませんか?
 
ここで一度結論を出しますよ。
 
思考とは、【記憶】【過去】【経験】に基づくもの … です。

ちょっとここで、脱線しちゃいましょう。

「みんなちがって、みんないい」
これは 金子みすゞさんがが詩に託した思いです。
 
そうですよね。
自分と違う過去を持ち、自分とは違う経験体験をした、
自分とは違う考え方のひと、だ・か・ら『尊敬に値する』ンです。
 
あなたがしたことがないことをしている。
あなたが出会ったことのないモノと出会ってきている。
あなたが考えたことも無いようなことを考えている。
 
如何でしょうか。
 
あなたの傍に何気なくいる存在、TV や Net の中でしか見たことのないあの方、
みんな、みんな、自分とは違う。
 
だから、尊い存在なのです。 

では今回は、ここまでとします。