投稿一覧に戻る
居酒屋 おばちゃんの掲示板
-
52867
>>52866
女人でありながら、殿方の身勝手な性欲までリアルに理解しとるなんぞ、なかなかやと思うで?よほど内面が奥深くないと、女にはそこまで想像でけへんもんや。
想像できたとしても、それを美しい物語に紡ぎ上げるには、相応の才覚が必要。紫式部はホンマにホンマに才女やったと思うとる(はぁと) -
52880
>>52866
枕草子はエッセイ、源氏物語は小説!
そら紫式部の勝ちやろ😆🍷
おばに翼@アンジェス如来部 5月27日 13:12
>>52844
定子が伊周に内覧になることを勧めとったシーンがなければ、全然「悲しき中宮」でええんやけど、あのシーンで定子の本性がチラッと垣間見えてもうたから、ピュアに振る舞うとっても、おばちゃんはちょっと。子供の頃の定子のキャラも、一条天皇の前では隠しとるんやろなーとw
役者の存在感と演技力は素晴らしいけどな。
道長とまひろが心正しきキャラとして描かれとるさかい、感情的にどうしても道隆の一族との落差があるねん。
実際には定子は十分悲劇なんやけどな。
完璧な人間なんぞ居てへんし。
作品としての完成度は、やっぱ枕草子よりも源氏物語やろ。枕草子は著者がええとか悪いとか思うたことを、つらつらと書いとるものや。それ以上でもそれ以下でもない。平安時代を生きた清少納言の感性を知るにはええけど、そこから先の広がりがない。
対する源氏物語は、実在してもおかしくない人物をフィクションで作り込み、ましてや女人が殿方を主人公にして物語を紡いでいく。内裏での政争から女人として生きることの辛さ、想うても想うても決して手に入らぬもの、人の栄華もはかなさも全て内包しとる。マンガでもええからいっぺん読んでみ?ホンマに素晴らしいから。
紫式部の想像力の凄さがようわかるわ。
彼女が脚本書いた大河ドラマを見てみたい(はぁと)