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6871.日本マイクロニクス(中長期ホルダー専用) 【売り煽り他入室不許可】
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6871.日本マイクロニクス(中長期ホルダー専用) 【売り煽り他入室不許可】の掲示板

>>22235

>自己放電が解決するも電気密度の課題が解決しない場合の製品価値はどのようになるか、どなたか教えていただけませんか?最もありえるシナリオと思いますが。

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エネルギー密度(電気密度)が低いということは「電池が大きくて重い」ということです。単純にいえば、エネルギー密度が10倍になれば、重量も大きさも10分の1になるということです。

基材や充電層が超薄型だから軽くて小型の電池が出来るというのは大きな誤解です。リチウムイオン電池が
受け入れられているのは、そのエネルギー密度の高さから軽くて小型の電池なのです。

世の中が全固体に変わろうとしているのは安全性だけではありません。リチウムイオン電池のエネルギー密度が限界に達しているからです。全固体二次電池は6倍から10倍と言われており、本格的なEV時代には全固体電池の製品化が緊急課題です。

エネルギー密度を図るうえで「電圧」があります。電圧が高ければ高いほどエネルギー密度は高くなります。単純にいうと電圧が3倍になれば電池の重量や大きさは3分の1になります。直列にして3倍にするというのはこの場合無意味です。

自己放電が高い二次電池も製品化されています。キャパシタなどは高いと言われおりメインにはなれず補助的な用途に限られます。電池の使命からいって蓄電は命です。

説明になってるか分かりませんが参考としてください。