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おはようございます。
お世話になります。

以前、ビル・ロビンソンさんが、中央銀行として景気後退期にコントロール
手段を失うリスクに対処するため、ある程度の利下げ余地を残しておきたい
と考えるのは通常とする旨の事を仰っておられたのを記憶しております。

今週のＦＯＭＣで、利下げを実施するとされていますが、その規模としては
２５ｂｐになると予想されています。つまり、昨年１２月の利上げは間違っていた
という事も言えそうです。然しながら、これ以上の利下げは自らの政策の誤りを
更に認める事となり得、沽券に関わりますので打ち止めもあると予想する方も
おられます（個人的に曲がり屋と映っていますのでお名前は差し控えます。）。

この程度の利下げでは、材料出尽くしで株価が下がるとする向きの予想も
見られます。何か他に考え得る事として、バランスシート縮小の停止（９月）を
前倒しで実施するか、加えて量的金融緩和再開（武者リサーチ）となりますと、
市場にはサプライズとなり、米株上昇しドル高要因になるように思われます。

トランプさんの思惑通り３万ドルも現実味を帯びてくるのかも知れません。
ただ、私は、量的金融緩和再開はないと思っています。