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体育館裏
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体育館裏の掲示板

COM氏についての考察(その4):
:台湾メディジェンと共同で研究開発・製造中の~って何?


│報道関係者 各位  2008 年 3 月 6 日 (抜粋)

│オンコリスと台湾メディジェン社が 制限増殖型腫瘍殺傷ウイルス
│「テロメライシン®(開発コード:OBP-301)」の戦略提携に関する契約を締結

│今回の契約において、オンコリスとメディジェン社は「テロメライシン®」
│の開発を第Ⅱ相臨床試験まで共同で行い、第Ⅱ相臨床試験の終了後に
│大手製薬会社へライセンスアウトすることを目指します。

│この契約により、当社はメディジェン社から契約一時金および開発の進捗に
│応じた一時金を受け取ることとなります。
│なお、当社は食道癌、頭頸部癌、その他の癌を対象に開発を進め、
│メディジェン社は肝臓癌での開発を進めます。


│オンコリス(4588) 平成30年12月期 決算短信

│セグメントの業績は、次の通りです。  
│① 医薬品事業 医薬品事業では、Medigen Biotechnology Corp.
│(台湾 以下「メディジェン社」)からのテロメライシンⓇの
│開発に応じた開発協力金収入等を受領しました。この結果、云々。

│医薬品の特許の期間は、一般的に20年といわれています。


この文章(契約)の本来の意味は、

「メディジェン社」は、「テロメライシン」の特許を持っている「オンコリス」に、
毎年、開発協力金(簡単にいうと、特許使用料)を払って、「肝臓癌での開発」を
進めています。そして、
第Ⅱ相臨床試験まで共同で行い、第Ⅱ相臨床試験の終了後に大手製薬会社へ
ライセンスアウトすることを目指します。   「肝臓癌での開発」で、
ライセンスアウトした時には、契約金の総額は 約200億円となっており、
これを上述のプロフィットシェア方式にて分配することになります。   

↑こういうことでしょ。

だいたい、「肝臓癌での開発」は、第Ⅱ相臨床試験(終了)まで行ったのかい?