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放置トレーダーの憩いの場の掲示板

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債券寄り付き 先物、続伸 ワクチン不透明感で米金利低下

14日朝方の国内債券市場で先物相場は続伸して始まった。先物中心限月の6月物は前日比11銭高の151円34銭で寄り付いた。13日の米市場では、新型コロナウイルスのワクチン普及の先行きに不透明感が広がり、米長期金利が低下(債券価格は上昇)した。きょうの国内市場にも波及し、先物には買いが先行した。

米食品医薬品局(FDA)は13日、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナワクチン接種を中断するよう勧告した。経済正常化への期待が後退し、相対的に安全資産とされる米国債には買いが優勢だった。同日発表の3月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月から2.6%上昇したが、市場予想を大きく上回る結果ではなく、反応は限られた。

現物債では、今のところ全ての年限で新発債の取引が成立していない。短期金融市場では東京金融取引所の円金利先物の取引が閑散としており、中心限月の6月物はまだ売買が成立していない。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕