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☆せんちめんたる・じゃーにー☆の掲示板

「砥部(とべ)動物園で象と接触、男性飼育員重傷」

 え?とべ動物園で事故?私の大・大好きなしろくま「ピース」のいる愛媛県の動物園やおへんか?ニュースに出てビックリしたぁ。ピースには関係ないようで、まずはよかった。

 ホッキョクグマ「ピース」は母親の育児放棄にあって、途方に暮れた飼育員の高市敦広さんが、家に連れて帰り手探りで育てた貴重な「ピース」。今はすっかり大きく大人になった。毎日の様子がネットで見られる。時々気を失い沈むことがあるので目は離せない。

●ホッキョクグマ
 高市敦広は子グマを「ピース」と名付け、常識にない「自宅で育てる」との決断をし、昼間は動物園、夜は自宅で24時間面倒を見ることにした。家族も協力した。ピースはヒステリーを起こし、泣き続けることがあった。高市はピースを注意深く観察、冬でも窓を開けるなど出来る限り環境を整えた。ヒステリーは収まり60日後、ピースの体重は約7kgになり、起き上がって歩くようになった。高市の側に寄り添う姿は本当の親子のよう。105日が経過、ホッキョクグマの人工哺育記録を更新してピースの体重は約15kg。ピースは動物園のアイドルになり、高市はさらなる成長のため自宅での保育をやめる。動物園でピースは高市を呼び続けていた。

 暑さをしのぐために泳ぎを覚えさせるが、ピースが水嫌いだと判明。プールで泳ぎの練習をさせていたところ、ピースが高市の腕に噛み付いた。高市はピースを叩いた。ピースは高市の親心を理解したのか、進んで水に入り泳ぐようになった。それから2年半がすぎ、ピースは3歳になった。身長は高市よりも高く、体重は約180キロになった。「親離れ」の時期が近づいていた。

 高市とピースはこれまで「親子」として毎日スキンシップを行っていたが、ピースも自立する必要があった。高市はピースと檻越しに向かいあい、手袋を外して指先でピースに触れた。この日を境に動物と飼育員の関係になる。

 13年が経ち、ピースは今も元気に暮らしている。高市が檻に近づくとピースは必ず近くにやって来る。高市は「生まれた日から、母親だよ、との気持ちで育てたので、子供のような存在であることは間違いないと思います」「真っ白でいくら見ても見飽きない。私の恋人なのかな、とも思う」と語った。
https://www.tobezoo.com/peace/today/