ここから本文です
投稿一覧に戻る

☆せんちめんたる・じゃーにー☆の掲示板

「2019年 直木賞 芥川賞」

 芥川賞は今村夏子さんの「むらさきのスカート」に決定。直木賞はまもなく発表。候補作が載ってるネットがあり、これらの作品の後ろに過去に受賞した作品のタイトルが載っていた。当たり前だけど、こっちの方が馴染みがある。

 書店を大吉(おおよし)洋平アナが回っていたが、店主が「候補作」ではダメで、受賞作でないと売れないと言っていた。発表されたらすぐにも並べる勢い。売上にも響くので作家も店主も大変。今頃ドキドキしてるかも。

 つい先日、田辺聖子さんが亡くなられたが、田辺さんの受賞作「感傷旅行」は別名「センチメンタル・ジャーニ」と付いていて、実は私のこの掲示板のタイトルでもある。しかし松本伊代ちゃんの ♪伊代は~まだ16だから~というフレーズの方がつい口をついて出るので、イメージ的にはこちらかもしれない。私はひらがなを使っているが。

 聖子さんは口が大きく美形ではないが、声がかわいらしいので、だいぶ印象が変わる。朝ドラで藤山直美さんが聖子さんを演じたが、やっぱり雰囲気としては誰が見ても、どうしても直美さん風がピッタリやわなぁ。
https://honto.jp/cp/hybrid/recent/akutagawa-naoki/01.html

●作家の田辺聖子さん死去 91歳 文化勲章受章
朝日新聞2019年6月10日

 人生の機微をすくい取った恋愛小説や、ユーモアにあふれたエッセーで人気を集めた文化勲章受章者の作家、田辺聖子(たなべ・せいこ)さんが、6日午後1時28分、総胆管結石による胆管炎のため、神戸市内の病院で死去。91歳。通夜・密葬は親族で営まれた。

「人生の贈りもの」「おせいさん気まま語り」など、過去の記事で振り返る田辺聖子さんの足跡。大阪市生まれ。写真館だった実家が戦災で焼失し、敗戦直後に父が死去。現・大阪樟蔭女子大卒後、大阪の金物問屋に就職。一家の生計を支えながら小説を書いた。

 1957年、女の一生を生き生きとした大阪弁で描いた「花狩(はながり)」が雑誌の懸賞小説に佳作入選。64年、放送作家の女性と党員の男性の恋を、女性の男友達の醒(さ)めた視点でつづる「感傷旅行(センチメンタル・ジャーニィ)」で芥川賞を受賞。

 鋭い人間観察をユーモアでくるんだ多くの作品を発表。時代を先取りする人物を描いた。