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4563-アンジェス記事ストック
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4563-アンジェス記事ストックの掲示板

本日発表の1Q決算短信から気になるところを抜粋とコメント。
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⚫️ 「当第1四半期連結累計期間の事業収益は前年同期に比べ96百万円増加し1億13百万円(前年同期比584.0%増)となりました」
→大幅な売上改善の主因は、OMNIヌクレアーゼのAnocca社とのライセンス契約による契約一時金74百万円の計上。アンジェスが本来目標としてきたライセンスビジネスがいよいよ現実化してきた。Anocca社とは開発マイルストーンの総額で最大で約 100 百万 USD(約150億円)の契約を締結している。今後はさらに多くの会社との契約締結が期待される。
⚫️ 「アンジェスクリニカルリサーチラボラトリー においては(中略)前年同期に比べ受託数が順調に増加していることから、手数料収入として35百万円(同18百万円の増加)を計上いたしました」
「ACRLにおけるオプショナルスクリーニ ング検査にかかる原価は、前年同期に比べ17百万円増加し、39百万円(同81.0%増)となっております。」
→粗利段階で赤字の事業であるが、このまま受託数が増加すれば黒字化も早いと思う。もっとも、この事業は薄利であってもかまわないと考える。オーファンドラックの開発会社として、新生児スクリーニングにも注力していることが重要で、それが海外にもアピールできることがメリットだと思う。
⚫️ 「現金及び預金は当期事業費用等の支払いにより20億44百万円減少し、21億15百万円となりました」
→4月に払込された転換社債の13億円と10月に払込予定の転換社債の13億円で現預金は補填されるので、当面の問題はないが、第44回新株予約権の行使状況及び払込金額は今後の株価の推移により大きく変わってくる。(続く)

  • >>22487

    ⚫️「(コラテジェンの)米国における開発につきましては、2022年末までに下肢潰瘍を有する閉塞性動脈硬化症を対象とした後期第II相 臨床試験の当初目標症例60例の投与を完了し、さらに、脱落例をふまえ、2023年第1四半期に追加症例の登録を完 了しております。2024年度第2四半期には、後期第II相臨床試験のトップラインデータが公開される予定となっております。」
    →米国のトップラインデータが、この5月か6月に開示予定であることが明記されていることが重要だと思う。国内でコラテジェンが正式承認有無と米国のトップラインデータの内容が、今後のアンジェスの株価に大きな影響を与えることは間違い無いと思う。
    ⚫️「(NF-κBデコイオリゴDNAについては)当第1四半期においては、第II相臨床試験の症例登録を順調にすすめております。なお、当該臨床試験に関して 塩野義製薬株式会社と契約を締結し、費用の一部を負担いただくとともに、試験結果に基づき第III相臨床試験の実施について協議する予定です」
    →治験が順調に進んでいるのは良いニュース。
    ⚫️「(Tie2受容体アゴニストは)当第1四半期においては、順調に症例登録を進めており、今後も医療機関との連携を進め今年度内 の目標症例数の登録を目指してまいります。
    →こちらも順調ということで良いニュース。
    以上