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>さて河瀬、、、記事を読むと円安が続くとありました。

来週の相場展望=3月18日の週(1)

来週3月18日-3月22日週の為替相場は、リスク回避の一服による全般的な円安とドル底堅さの持続、こうした流れの反動調整的な揺り戻しをにらんだ展開が想定される。
前週にはポンドやNZドルなどが、他通貨比での強さを示した。来週以降は豪ドルやカナダ・ドルなども追随し、出遅れ修正で緩やかながらも上値余地を試すか。あるいは先行上昇したポンドやNZドルなどから順番に頭打ちとなり、調整的な戻り売り圧力に押されてくるかも焦点になりそうだ。

来週の週明けからの注目は、前週末の欧米株の上昇を受けた日本株や中国株などの世界株価動向だ。前週末には米中通商協議や英国のEU離脱問題で過度な懸念が一服となったほか、米国のミシガン大学消費者信頼感や求人件数などが底堅さを示し、リスク選好が優勢になった。
来週の週明けからもリスク選好が維持できると、短期調整的な円高を挟みつつも、ドル/円、クロス円で円安と外貨の下限切り上がり地合いが支援されやすい。

ドル/円の3月については例年、日本企業による年度末決算に向けた円転増加などにより、ドル安・円高圧力が強まる季節パターンが目立ってきた。しかし、今年は15日時点で、ドル高・円安が優勢になっている。日本の貿易赤字化や世界減速による海外現地法人の売り上げ減少、日米金利差の一定の開き維持などにより、円転・ドル売り需要の減退が示されている。

今年もあくまで現状段階では、1月が年間ドル安値となる形での年末にかけてのドルの下限切り上がりのサインが点滅してきた。

来週からの注目材料としては、19-20日の米FRBによるFOMCがある。世界経済の減速や貿易摩擦の不透明感などもあり、改めて景気や物価に慎重見通しが示されると、短期的なドル安の要因となり得る。微妙に先行きの利下げの可能性まで示唆されると、ドルの下落幅が拡大する波乱リスクも完全には無視できない。

もっとも米国では現在、米中貿易交渉が大詰めを迎えている。FRBからすると当面の景気判断は読みにくく、基本的には「利上げ停止の継続と、しばしの様子見」という中立スタンスが維持されそうだ。
米国の経済指標も4-6月にかけては、政府機関閉鎖の反動や寒波の反動、1月からの利上げ停止効果などにより、リバウンド改善となる可能性をはらむ。そうなると、FRBの利下げ地ならしは尚早となり、ドル/円では日米金利差の「一定の開き(ドル金利優位)長期継続化」がドルの下支え要因となりやすい。

来週は21日に英国中銀の金融政策委員会も予定されている。英国経済はEU離脱混迷や欧州減速などが重石となっており、景気と物価の慎重見通しが想定される。当面の利上げ遅延や先行きの利下げ示唆などが注視され、来週の週明け以降は「会合警戒」が調整的なポンド安を招く可能性をはらむ。
もっとも英国中銀の景気慎重判断は、織り込みも進捗してきた。実際の中銀会合で予想の範囲内の悲観見通しにとどまると、材料出尽くしへと作用。英EU離脱問題の過度な懸念一服とあいまって、改めてポンドがの上値余地模索が注目されやすい。

その他、来週は米国や欧州、豪州、NZ、カナダなどで重要経済指標が相次ぐ。いずれも根深い減速確認による通貨安と、過度な下振れ一服で通貨高に揺れるという、指標次第での一喜一憂が続きそうだ。クロス円については、外貨の上昇局面で戻り売り、外貨の下落局面で押し目買いという「逆張り取引有効」の地合いも続いている。

ちと、長いな。