ここから本文です
投稿一覧に戻る

ただのボヤキ続けるメモ帳の掲示板

もし100年後の1万円が、100円の現在価値なら
今の100円で、100年後の借金を返せる事になる。
つまり金利が高いという事は、今のお金の価値を
最大化する。そして100年後のお金の価値を最小化する。
  逆に言えば、金利が低いという事は、
今のお金の価値を最小化する。100年後のお金の価値を最大化する。

逆張り投資家にとって金利が安い状態というのは不当に100年後の
お金の価値が過大評価された状態でお得ではないという事である。

逆張り投資家にとって金利が高い状態というのが最高の状態で、
100年後のお金の価値が最小化されている。
そのとき本当に割安な株価が出てくるのだ。

なぜなら株価=EPS÷金利 だからである。
金利が高い方が株価が割安になりえる。

0金利だから、金融緩和しているから株価が高くなる。割高だから。
その背景には将来のお金の価値が最大化されて評価されているという
ものがあるのだ。つまり、その時点で通貨の価値が過大評価されている
という事。
しかし投資家の中では、金利が低いのにインフレを心配して
通貨価値が下がるから今のうちに株を買わなくてはならないと
言っている人がいる。自分が言ってる事とやっている事が
矛盾しているのに気づかないのだろうか。

確かにインフレで株や不動産が上がる事もあるし、長期的にみれば
そうなるのだろうが、日本の土地がそうであったように
ずっと上がるわけでもないし、相場の底で買いたかったら
金利が高くなる時期というものを重視しないと勝てないのではないか。
と俺は考える。