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(株)杉村倉庫【9307】の掲示板 2018/08/02〜2018/09/23

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ryu***** 強く買いたい 2018年8月20日 06:25

外資ファンド、日本の不動産投資拡大 米ラサール、2年で2200億円 価格高騰も低金利でなおメリット:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34326270Z10C18A8MM8000/

外資の不動産ファンドが日本での投資を一段と拡大する。米ラサール・インベストメント・マネジメントが2020年までに日本の運用資産を2200億円増やす。香港系のESRも物流施設に投資するファンドを相次ぎ立ち上げる。日本を含め世界の主要都市の不動産価格は高騰しているが、国内では資金の借入金利が低く投資に対する利益を得やすいとみている。

 ラサールは不動産に特化した運用大手で、世界の資産残高は約6兆6千億円。日本での資産残高は4千億~5千億円とみられる。今後2年で大都市圏の賃貸住宅や商業施設、物流施設を中心に投資して運用規模を4~5割広げる。「不動産市場の活況が長く続いているが、景気や雇用動向からみて日本の投資余地はまだ大きい」(日本法人のキース・フジイ社長)と判断した。

 米不動産サービスのJLLによると、世界主要都市の賃料は多くが上昇局面の終盤や下げ始めたところという。ただ資金の借入金利と投資利回りの差が大きければ収益を得られる。同社の調べでは直近ではニューヨークや香港でこの差が1%未満だが、東京は2.9%ある。

 アジアの物流施設に投資するESRは今春、同社で2つ目となる日本に特化したファンドをつくった。物流施設を10カ所強開発する。アゼルバイジャンの石油マネーやドイツの年金基金などから運用を請け負っており、借入金を含めて約3800億円の資金を持つ。さらに資金が集まるとみて、日本での投資向けに新たなファンドも設立する方向だ。

 海外投資家は日本企業とも手を組んでいる。米TIAA(全米教職員年金保険組合)は不動産ファンドを運営するケネディクスと、都内の賃貸住宅に投資するファンドを今春に設けた。まず6物件を約200億円で購入しており、投資規模を1千億円程度まで増やす計画だ。