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(株)RVH【6786】の掲示板 2019/04/28〜2019/11/29

>>226

税務上ののれんの5年償却が終了すれば、繰延税金資産の取り崩しによる法人税等調整額の計上も終了するが、増えるのは純利益ではなくて、法人税でしょ。

  • >>229

    例えば、のれん増額20億、税引前利益10億、実効税率30%とする。

    会計上ののれん償却を20年とすると、税務上ののれん償却5年と差異が生じる為、
    のれん20億×実効税率30%=6億は、繰延税金資産(将来の税負担を軽くする資産)に計上する。

    会計上の法人税は10億×30%=3億だが、税務上の法人税(実際の納税額)は、
    のれん償却分20億÷5年=4億が損金算入されるので、(10億-4億)×30%=1.8億となる。
    で、会計上の法人税3億との差額1.2億を繰延税金資産より取り崩し法人税等調整額に計上する。

    これを税務上ののれん償却期間である5年間繰り返すと、法人税等調整額1.2億×5年=6億となり、繰延税金資産(将来の税負担を軽くする資産)は消滅し、会計上の法人税と税務上の法人税(実際の納税額)の差異は解消される。