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シャープ(株)【6753】の掲示板 2017/03/15

現代ビジネス3.15
鴻海から来た新社長が吠える 初の社長記者会見録に
シャープの再建の方向が明確なので引用
家電メーカーからIoTの世界企業に成長する

要旨

これからシャープをどういう会社にしていくのか。

戴社長 IoTの会社に変える。先週、総務省に呼ばれ「第41回家電メーカー懇親会」という会議に出席した。ソニーやパナソニックの社長も呼ばれていた。そこで私はパナソニックの津賀(一弘社長)さんに「この名前は正しいのですか」と訪ねた。自分たちのことを「家電メーカー」と呼んでいるのはおかしいと思う。

今、IoTの最先端は中国にある。だからシャープは深圳に研究・開発センターを設立した。富士康(フォックスコン=ホンハイの中国製造部門)の工場も目と鼻の先にある。

ITの使い方において、日本はすでに先進国とは言えない。2020年にはIoTで一番遅れた国になっているかもしれない。だから総務省も頭を痛めている。シャープはホンハイと力を合わせ、グローバルなIoT企業になる。

Q 戴社長は「液晶テレビ事業の復活」を掲げ、2018年に1000万台の販売目標を立てているが、それは実現できるか。

戴社長 達成可能だ。中国、アセアンで液晶テレビの販売はまだまだ伸びる。テリー(郭会長)は液晶パネルを「戦略部材」と考えている。液晶パネルはあらゆる分野で必要不可欠な部材だ。だからテリーは液晶パネルに個人で投資している。私は26年間、隣で仕事をしてきたから、テリーの考えがよくわかる。ここ(堺ディスプレイプロダクト=SDP)に個人で投資しているのは未来を確信しているからだ。

限られた時間での質疑応答だったが、リーダーシップもガバナンスもなくズルズル沈んでいたシャープは、ホンハイ傘下で活力を取り戻しつつあるように見えた。