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(株)LIXIL【5938】の掲示板 2017/04/19〜2018/10/22

  • >>440

    国内市場ではアパートとか大型店の水回りはリクシル、戸建てとかリフォームはTOTO、商品の価値には拘らず価格勝負はリクシル、高品質で適正価格はTOTO、更に言い換えると、薄利多売がリクシル、価値を伝達する商売がTOTOの住み分けです。当然利益率が異なってきます。賃貸アパートの設備なら見栄えはそこそこで価格が安いリクシルでもいいかと思いますが、自分の家をリフォームするときには使い勝手とか品質を重視してTOTOのショールームに行きますね。
    中国でもTOTOは車で言うとメルセデスベンツ、リクシルの子会社のアメリカンスタンダードはダイハツのイメージだと中国人が言っていました。TOTOは中国ではあこがれのブランドなのです。中国ではスケルトンで売られるマンションが多く、購入者が自分で水回り設備を決定するために、水回りブランドに対する興味があるのです。
    国内、海外とも両社の利益率が大きく異なっていることは決算書を見ても明らかです。薄利多売の方が手っ取り早いし、ビジネスとしては簡単ですが利益率は低いのです。バカげたM&Aとか薄利多売にリクシルの経営陣が注力していることへの市場評価が、今の低迷した株価に反映されていると思います。