投稿一覧に戻る (株)オービック【4684】の掲示板 2021/02/04〜2022/01/22 255 goikenban 強く買いたい 2021年4月16日 13:44 オービック、クラウド好調で営業益1割増 21年3月期 #企業決算 #新型コロナ 2021/4/10 2:00 [有料会員限定] オービックの2021年3月期の連結営業利益が前の期比1割増の480億円程度だったことが、分かった。会社予想(5%増の453億円)を上回り、27期連続の営業増益で最高益を更新する。会計や販売データを一括管理できる主力の統合基幹業務システム(ERP)「オービック7」でクラウドへの切り替えが進んだ結果、好採算の利用料収入が伸びた。 21年3月期は新規案件のうち9割はクラウドで、前の期より30ポイント程度上昇した。稼働中の全システムでみても6割程度がクラウドに移行した。ネット経由でシステムを利用するクラウド型は、在宅勤務でも業務をしやすい。テレワーク対応を迫られた企業を中心にクラウドの採用が進んだ。 クラウド型のシステムでは、顧客企業は自前でサーバーなどの機器を持たず、システム導入時の費用負担も軽い。システム稼働後はデータ量などに応じて利用料収入を払うため、運用コストを下げられる。オービックは稼働後の保守サービスの際に顧客の拠点に出向く必要がなく、エンジニアの稼働が向上する。 コロナ禍で対面での営業が難しくなり、交通費なども減った。一方、オンライン営業を強化するため、顧客に訴求力のある映像を配信できるよう東京本社など全国3カ所に専用スタジオを設けた。新常態にあわせた先行投資があったが、採算改善が上回り、営業利益率は3ポイント程度高まった。 売上高は前の期比4%増の840億円程度で、ほぼ会社予想通りに着地した。クラウドの利用料収入は前の期比の1.6倍と伸びた。 株価はコロナ禍でもほぼ一貫して上昇してきたが、1月中旬に昨年来高値を付けてから調整局面にある。コロナワクチンの接種開始など経済活動正常化への期待から、バリュー株に投資資金がシフトしたあおりを受けた。 株価収益率(PER)は50倍で市場全体を上回るものの、足元の株価はアナリストの目標株価の平均値(約2万1880円)を下回っており、割高感があるとはいえない。大和証券の上野真氏は「国内のERPソフトでは目立ったライバルが見当たらない。今後も年10~15%の利益成長は見込める」と指摘する。 そう思う13 そう思わない6 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
goikenban 強く買いたい 2021年4月16日 13:44
オービック、クラウド好調で営業益1割増 21年3月期
#企業決算 #新型コロナ
2021/4/10 2:00 [有料会員限定]
オービックの2021年3月期の連結営業利益が前の期比1割増の480億円程度だったことが、分かった。会社予想(5%増の453億円)を上回り、27期連続の営業増益で最高益を更新する。会計や販売データを一括管理できる主力の統合基幹業務システム(ERP)「オービック7」でクラウドへの切り替えが進んだ結果、好採算の利用料収入が伸びた。
21年3月期は新規案件のうち9割はクラウドで、前の期より30ポイント程度上昇した。稼働中の全システムでみても6割程度がクラウドに移行した。ネット経由でシステムを利用するクラウド型は、在宅勤務でも業務をしやすい。テレワーク対応を迫られた企業を中心にクラウドの採用が進んだ。
クラウド型のシステムでは、顧客企業は自前でサーバーなどの機器を持たず、システム導入時の費用負担も軽い。システム稼働後はデータ量などに応じて利用料収入を払うため、運用コストを下げられる。オービックは稼働後の保守サービスの際に顧客の拠点に出向く必要がなく、エンジニアの稼働が向上する。
コロナ禍で対面での営業が難しくなり、交通費なども減った。一方、オンライン営業を強化するため、顧客に訴求力のある映像を配信できるよう東京本社など全国3カ所に専用スタジオを設けた。新常態にあわせた先行投資があったが、採算改善が上回り、営業利益率は3ポイント程度高まった。
売上高は前の期比4%増の840億円程度で、ほぼ会社予想通りに着地した。クラウドの利用料収入は前の期比の1.6倍と伸びた。
株価はコロナ禍でもほぼ一貫して上昇してきたが、1月中旬に昨年来高値を付けてから調整局面にある。コロナワクチンの接種開始など経済活動正常化への期待から、バリュー株に投資資金がシフトしたあおりを受けた。
株価収益率(PER)は50倍で市場全体を上回るものの、足元の株価はアナリストの目標株価の平均値(約2万1880円)を下回っており、割高感があるとはいえない。大和証券の上野真氏は「国内のERPソフトでは目立ったライバルが見当たらない。今後も年10~15%の利益成長は見込める」と指摘する。