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SDエンターテイメント(株)【4650】の掲示板 2017/06/20〜2018/02/13

SDエンター、第1四半期はシネマ好調で増収確保

レジャー関連施設を多角運営するSDエンターテイメント が8日引け後、18年3月期第1四半期(17年4-6月)連結決算を発表した。売上高は18億8700万円(前年同期比1.6%増)と増収を確保した一方、先行投資の積極化により費用がかさみ、営業損益は6800万円の赤字(前年同期は900万円の赤字)にとどまった。同社はRIZAPグループ <2928> 子会社でフィットネスクラブ、アミューズメント施設、ボウリング場、映画館などを運営しており、グループ傘下で事業構造改革を推進中。

 第1四半期は、シネマ事業が2ケタ増収と好調ぶりが目立った。「美女と野獣」「名探偵コナン から紅の恋歌」などヒット作に恵まれ入場者数が増加したほか、前期に実施した札幌劇場でのスクリーン増設や、本格的なカフェの併設による飲食売上の増加が貢献。シネマ以外の事業でも、前期より開始した放課後デイサービスおよび認可外保育事業を手掛ける子会社が売上高拡大に寄与し、売上総利益ベースでは小幅増益を果たした。

 会社側では、他事業に比べ季節変動やコンテンツ人気への依存が小さいフィットネス事業を強化し業績の比重を高めつつ、アミューズメント施設運営のゲーム事業の損益改善を推進する戦略を掲げる。これを背景に第1四半期は販管費が増加したが、18年3月期通期の連結業績予想は売上高86億円(前期比3.8%増)、営業利益4億5000万円(同2.4倍)と、大幅増益計画を据え置いた。

 8日終値は前日比45円高の1173円。

提供:モーニングスター社