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オンコセラピー・サイエンス(株)【4564】の掲示板 2017/12/24〜2018/01/15
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まさむね 強く買いたい 2018年1月9日 23:32
>>650
シカゴ便りより 2018/1/9
昨年末に、共同研究者から教えられ、初めて知った。MELKはがん幹細胞に重要だと考えて十年以上前から研究に取り組み、オンコセラピー・サイエンス社が低分子阻害剤を開発、そして現在、白血病や乳がんを対象に治験を行っている。論文には、サイトメガロウイルス(cytomegalovirus)感染後24時間で、細胞内のMELKの発現は非常に大きく上がっているようだ。しかも、このMELK阻害剤によって、ウイルスの増殖は劇的に抑えられている。
妊娠初期にサイトメガロウイルス感染症が起こると、胎児にいろいろな生育障害が生じるし、骨髄移植後の強力な免疫抑制下でのサイトメガロウイルス感染症は時として致死的となる。後者に対しては新薬の開発が進んでいるが、われわれの阻害剤も、役に立つかもしれない。
※ブログ抜粋。 -
>>650
きょうの上げは、これだったのか。
まさむね 強く買いたい 2018年1月9日 23:24
Kinome Profilingは、新規ヒトサイトメガロウイルス(HCMV)抗ウイルス剤のための駆除可能な標的を特定します。 (外国語論文自動翻訳抜粋)
ヒトサイトメガロウイルス(HCMV)は、免疫不全の成人および免疫未経験の新生児における疾患の重要な原因である。 HCMV感染を予防するワクチンは存在せず、現在の抗ウイルス療法は、その使用期間および強度を制限する有毒な副作用を有する。 したがって、HCMV感染を治療するための新しい戦略が緊急に必要とされている。 HCMV複製を阻害する3種の化合物を同定した。 HCMV複製の最も強力な阻害剤は、OTSSP167(IC 50 <1.2nm)、MELK阻害剤、HCMV初期遺伝子発現およびウイルスDNA蓄積をブロックし、ウイルス複製の> 3log減少をもたらした。 これらの結果は、潜在的に新規な抗ウイルス薬として再利用され得る既存のキナーゼ阻害剤を同定するためのMIB-MSキノムプロファイリングの有用性を示す。
※今日の中村先生のブログ話題の根拠論文記事。
OTS167は抗ウイルス薬としても有用かも。