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塩野義製薬(株)【4507】の掲示板 2020/06/30〜2020/08/04

>>662

> そうですか。
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> ワクチン生産体制で盛り上がってたので、期待している人が多い印象ですね。
>
> 第三相を加味したら決算資料のタイミング、21年末には発売は無理だとおもいますよ。
>
> あと、ガンワクチンといってもそんな期待できますか?あのポテンシャルで

塩野義はHIVやインフルエンザ、最近でもセフィデロコルを上市するなど感染症の実績がある会社なので挑戦するなら私も期待はしていますし応援していますよ。
ただ株価材料になっているかといえばプラスにもマイナスにもなっていないのではないでしょうか。もし材料になっているなら直近高値は19年3月やコロナショック直前の20年1月の7,100水準ではなく18年11月の7,700水準ぐらいは行っててもよさそうですし。
現状でコロナワクチンを切り口にトレードするのは違うのかなと。私は現物長期保有+信用スイングトレードしています。

治験に関しては少し前に”流行レベルを考慮して日本で第Ⅲ相するならどれくらいの規模が必要かが論点では”と投稿しましたが現在の流行状況なら(検査数が増えたからでは?等は置いといて)治験できる環境にはなっているのかなと。
塩野義は第Ⅰ相の結果次第で日本国内数千例、全体で万越えの治験をするつもりのようです。

それで治験のタイムラインのイメージですが

第Ⅰ相:①11月1回目投与②12月2回目投与③1月検査・分析開始④2月治験速報+結果良好なら医療従事者等限定少数生産・提供開始し生産体制が整い次第先行量産開始
第Ⅱ相:①3月(4月か)1回目投与②4月2回目投与③5月検査・分析開始④6月治験速報
第Ⅲ相または第Ⅱ相拡大治験:①7月1回目投与②8月2回目投与③9月検査・分析開始④10月治験速報+結果良好なら申請・緊急審査へ⑤12月末審査終了

こんな感じではないかなと。ただこのようなスケジュール・規模で治験するなら国・厚労省が本気で取り組んでサポート(そこがかなり怪しい)してくれないと絶対無理ですし非常に険しい道のりだと思います。
あと緊急承認するにしても対象は既往歴無しで妊娠もしていない成人とかになるのではないかと推測しています。

がんペプチドワクチンはポテンシャルがどうこう言ったって胃がん対象の第Ⅲ相の患者への投与期間はすでに終了してますし。本来なら治験速報が1Q終わり頃に出てくる予定が3Qになってしまったようですが、これも株価には影響していないので失敗を材料に売られてもマイナスは小さく成功すればプラスはマイナス幅より大きい材料だなというイメージです。
新しい成長領域としての”がん”という広い意味で期待しています。