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(株)コロプラ【3668】の掲示板 2019/06/25〜2019/07/01

株式市場で、スマートフォン向けゲームの伸び悩みに不安が広がっている。6月21日には、コロプラで従業員が取引先に資金を渡してゲーム内で課金するよう求めていたことが発覚した。米グーグルが11月にクラウド経由のゲーム配信に参入するなど、今後は巨大ネット企業を交えた攻防も予想される。ゲームを長年に渡って運営していくノウハウこそが、新興ゲーム会社の浮沈を決めることになりそうだ。


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コロプラは、スマホの位置情報を生かした独自の着想のゲームで早くから注目されてきた。2012年に東証マザーズに上場した後も「魔法使いと黒猫のウィズ」「白猫プロジェクト」などの人気作を連発。16年9月期には連結純利益が207億円と3年で6.6倍に成長した。スマホゲームの出世頭の不祥事に、市場関係者からは「環境が、一段と厳しくなってきた表れ」との声があがる。
矢野経済研究所によると、19年度の国内スマホゲームの市場規模は1兆1000億円になる見込み。前年度の推計に比べ4%増にとどまる。10年代の前半から伸びが続いたが「人気ゲームを日本に投入している中韓勢を除くと、マイナス成長の可能性が出てきた」(クレディ・スイス証券の米島慶一氏)。