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(株)アドウェイズ【2489】の掲示板 〜2015/04/08

>>59078

株価が100万を超えるまでは出てくるのはやめようと思っていたが、たまには書いてもいいだろう。
私の結論は、アドウェイズ以上の株を日本の市場では見出すことができないために、
アドウェイズの成長を見届けるまでは決して売らないだろう、ということだ。
アドウェイズに関しては、「小人閑居して不善をなす」 という言葉があるが、
「小人短期にして小利を得、大人閑居して大利を得る」といえるだろう。
アドウェイズの株価ほど判断に困る奇妙な株はない。
現状の株価がおかしくないといえばそう見えるし、300万を超えていなければ妥当ではないといえば、そう考えることもできる。
アドウェイズの株価は公開時からおかしかった。
公開初値はいったいいくらが妥当であったのか、それも不明である。
立花証券の誤発注があり、投資家に動揺を与えてしまい、健全な初値形成が行われなかったからである。
しかしその禍根は現在に至るまで、アドウェイズ経営陣の「投資と利益確保のバランスがどうなっているのか」
それを見定めることができないことも原因し、なお続いているといえる。
アドウェイズほど欲張りで気宇壮大な夢を追い、投資の手を決して休めることがない企業は稀である。
日本の新興市場では他に例がないほどアントレプレナーシップ(企業家精神)に富んだ企業であり、まるでAMAZON日本版である。
しかし、決して赤字決算はなく、無借金も断固続けている慎重さも具わっており、大したものである。
アドウェイズのように企業家精神に富み、利益を出そうとすれば出せるし、株価を上げようとすれば上げられるが、
決してそうした小手先の技に走ることなく、将来の利益確保にまい進し続けている日本の新興企業、
そうした企業は残念ながら皆無に等しく、アドウェイズのみが例外であろう。
もし、比較して論ずるに値する企業があるならば、示していただきたい。

住友商事系(現在は株を保有してないが)のMonotaRO(3064)と、
伊藤忠系のアドウェイズ(2489)との比較はまことに興味深い。

MonotaRO(3064)
per 70.71
pbr 25.34
ROE 43.7
ROA 35.5

時価総額 1700億

MonotaRO(3064)の経営実績

単05.12   6,785    199
単06.12   9,175    462
単07.12   10,897    480
単08.12   14,000   1,168
単09.12   14,200    910
単10.12   17,685   1,307
連11.12   22,239   2,009
連12.12   28,742   2,925
連13.12予  35,300   4,000
連14.12予  40,600   4,600

MonotaROは05年から12年まで7年で、
売上を4.2倍に伸ばし、利益を14.7倍に伸ばし、株価を7.4倍にした。

アドウェイズ(2489)
per 108.14
pbr 4.77
ROE 5.0
ROA 4.4

時価総額 255億

アドウェイズ(2489)の経営実績
連05.3    491     2
連06.3   1,408    109
連07.3   3,499    467
連08.3   4,918    128
連09.3   8,302    221
連10.3   13,157    688
連11.3   15,907    860
連12.3   17,972   1,320
連13.3   22,639    413
連14.3予  27,000    450
連15.3予  30,000    500

アドウェイズは05年から12年まで7年で、
売上を36.6倍に伸ばし、利益を660倍に伸ばし、株価は▲40.26%下落した。

  • >>59202

    因みに、アドウェイズの公開初値は53.4万円とすべきだが、これでも安すぎる。
    立花証券の誤発注による事故がなければ、当然、100万以上の初値がついていたはずである。

    アドウェイズは給与水準が高く、従業員数も異常なほど多い。
    しかもその半数が、直接的には売上にほとんど貢献していない技術開発者である。

    もし今後もこうした技術開発者が成果を挙げられないのであれば、こうした従業員の大半はリストラするか、
    営業に回せば、その時点でアドウェイズの株価は10倍程度の上昇となるはずである。

    アドウェイズは今後どのような成長路線を取ろうとしているのか。
    アドウェイズの成長が止まるまでは決して株価がいくらになろうが、簡単に売ることは愚か極まりないことであろう。

    アドウェイズの成長を見届けたとき、いったいその株価はどうなっているのだろう、想像もできない。
    私はアドウェイズの成長を見届けるまでは決して売らないだろう。
    その結果は今後2~3年ではっきりと見えてくるだろう。
    簡単に、浅薄な判断で売る方が多いが、あまりにも相場を知らず、株を知らず、
    アドウェイズを知らなさすぎるのではないだろうか。

    中長期的観点から、アドウェイズ以上の株を見出すことができるだろうか?

    私はアドウェイズ以上の株を日本の市場では見出すことができないために、
    アドウェイズの成長を見届けるまでは決して売らないだろう。