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(株)アスカネット【2438】の掲示板 2024/05/01〜2024/05/22

凸版印刷の空中ディスプレイが話題になっているので。

確かに以前は凸版印刷の平行表示型にASKA3Dプレートが使用されていたようですが、現在は不明(非公開)だったと思います。
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■“タッチしないタッチパネル”の技術開発が加速
h ttps://go.orixrentec.jp/rentecinsight/it/article-86
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新光商事や日本電通、凸版印刷、米コンバージェスプロモーションズなどがASKA3Dプレートを採用して空中ディスプレイを開発しており
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非公開だったはずですが、こちらのレポートによるとマイクロレンズ方式を採用しているとあります。
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■2023.11.21
名古屋スマート工場EXPO 空中ディスプレイ出展レポート
h ttps://solution.toppan.co.jp/smartdevices/contents/laplus_touch_column03.html
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5.TOPPAN空中ディスプレイ「La+ touch」
 TOPPANの空中ディスプレイは上記3つの課題を解決しました。TOPPANはマイクロレンズ方式を採用し、独自の光学設計技術と組み合わせ、スリムなボディで高品質な空中映像を生成する空中ディスプレイ「La+ touch」を開発しました。

(中略)

③身長によらず見やすい広い視野角に空中映像の生成
 左右方向各15度ずつの視野角は維持したまま、上下各30度の視野角を実現しました。
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マイクロレンズ方式は昔のパイオニアが使用していた空中結像方式で、現在はイムザックが使用しています。

余談ですがイムザックは元パイオニアの方が起業したベンチャーで、ユピテルから発売された空中表示のバーチャルフィギュア「霧島レイ」にもイムザックのマイクロレンズが採用されていますね。

マイクロレンズ方式の特徴は平行表示とASKA3Dプレートより狭い視野角でしょうか。

凸版印刷は独自の工夫(他の光学部品との組み合わせ?)で上下方向の視野角拡大を実現したそうです。

では凸版印刷は今後マイクロレンズ方式で行くのかと言うとそうではないようで、凸版印刷が設立した印刷博物館にはアスカネットの名前を出してASKA3Dプレートを使用する空中ディスプレイが導入されました。

今後も適材適所で使い分けていく方針ではないでしょうか。