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(株)アスカネット【2438】の掲示板 2018/06/14〜2018/07/13

酒盗さん、tomさん、こんにちは。

以前見つけたアスカネットの特許(第5667729号)は、AIPとは別の構造で、プレートは少し厚みがあるのですが、プレート内部で反射を繰り返すことで距離を稼ぐので、元映像をプレートに密着させていても映像を空中に表示できるそうです。
試作品が発表されたこともなく、実用化するにしても相当先ではないかと考えています。

今回のソニーの技術はAIPの応用技術(背面に必要な空間を小型化)ですし、鏡もハーフミラーも一般的にあるものなので、実用性は高いのではないでしょうか。

愛さんが心配されているようですが、ハーフミラーを透過(1/2)、反射(さらに1/2)する輝度の低下はあまり問題にならないと考えています。
というのも、再帰反射シートとハーフミラーを使用する反射式の空中ディスプレイも、ハーフミラーを透過と反射させていますが、実用化に問題はないようなので。
たしか偏光フィルターの工夫で輝度の減衰を0.5程度に抑えているそうなので、同様の工夫が使えると思います。
(横波を反射、縦波を透過として、反射した横波を90°回転させて縦波にして、透過時にはロスなしで透過させるとか何とか。)

まあ輝度については、高輝度液晶を使用するとか、リアプロジェクターにするとか、肉眼で眩しいくらいに明るい元映像を準備すれば済む話ですが。

AIPそのもののロスについては、全く問題視していません。
というのもAIP通過のロスが問題になるほど大きければ、AIPを2回通過させて見せていた去年のシーテックの3D-DELZOは何だったのかという話になりますし。
(モデルさんは自ら発光していたわけはなく、常識的な照明下にいたと思いますし、モデルさんからも握手する来場者が見えていたので。)

そういえば去年のシーテックで発表されたスーパーフライは、プレート1枚で飛び出し距離を延長(背面の距離を短縮)するものでしたね。

アスカネットのスーパーフライも実用化が楽しみですが、ソニーのライバルというより、組み合わせてさらに驚くような効果を見せてくれるものだと思っています。