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(株)新日本科学【2395】の掲示板 2023/12/06〜2024/02/07

>>625

ああ、そうですか。
 もう既にラポは科学者じゃないですな。

 ① 投与後、2時間後の痛みについて
   トリプタン系は50%の消失に対し、新日本は20.4%。
   偽薬でさえ時間経過で17.5%消失。
   トリプタン系の偽薬の実験では29%消失だから、新日本はそれすらにも負けている。
 
 ② だから、承認で吹いたときに思いっきり売り浴びせようと思ったら、
   安定性の問題で土俵にも上がって来なかった。

 【データなど参照】
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/14531480/

イミグランとスマトリプタンは同じ薬。
2003年10月のトリプタン系が出始めた時の論文。

スマトリプタン50mg投与2時間後で痛みが完全に消失した   50%
スマトリプタン100mg投与2時間後で痛みが完全に消失した   57%
プラセボで薬を投与しなかったが2時間後痛みが完全に消失した  29%


STS101 5.2mg 投与2時間で痛みが完全に消失した     20.4%
同じ条件でプラセボで投与しなかったが痛みが完全に消失した   17.5%

  • >>627

    即効性に優れ片頭痛薬として広く使われている既存のトリプタン系の薬剤ですが、leoさんがこれをSTS101と比較する際に必ずだんまりを決め込んでいるポイントがトリプタンの効果持続時間の短さ。片頭痛の発作は人によって痛みの継続時間が4~72時間とばらつきがありますが平均で頭痛の継続は23時間ほど(*1)。これに対してleoさんが例に挙げているスマトリプタン(イミグラン)の場合、その効果の持続は4時間とされ(*2)、効き目が早いのは確かですが効き目が無くなるのもまた早く、人によってはいったん薬が効いても数時間するとまた片頭痛の再発に悩まされるわけです。

    このように効果の持続が短い片頭痛薬なら投薬回数を多くすれば事態は改善するのかというとその逆で、今度は過剰な頭痛薬投与が原因の「薬物乱用頭痛」という新たな問題が生じてきます。欧米では頭痛外来に訪れる患者の30~50%に薬物乱用頭痛が見られるというデータもあり(*3)、既存の頭痛薬が却って頭痛を増やす皮肉な事態となっているわけです。

    そこで目を転じてSatsuma社のSTS101を見ると、こちらは長時間の効果持続が第三相試験によって確かめられており、SUMMIT試験における「痛みからの解放」を示すグラフ(下図のオレンジ色の線)が示す通りSTS101が投薬後48時間後でもその効果を持続していることが分かります。ラポポート博士がSTS101を指して「持続的な効果を提供する上で大幅に効果的」というのは、薬物乱用の深刻な問題に日々直面している専門家が、長時間効果を持続する片頭痛薬に大きな有用性を認めていると理解できるわけです。

    (株)新日本科学【2395】 即効性に優れ片頭痛薬として広く使われている既存のトリプタン系の薬剤ですが、leoさんがこれをSTS101と比較する際に必ずだんまりを決め込んでいるポイントがトリプタンの効果持続時間の短さ。片頭痛の発作は人によって痛みの継続時間が4~72時間とばらつきがありますが平均で頭痛の継続は23時間ほど(*1)。これに対してleoさんが例に挙げているスマトリプタン(イミグラン)の場合、その効果の持続は4時間とされ(*2)、効き目が早いのは確かですが効き目が無くなるのもまた早く、人によってはいったん薬が効いても数時間するとまた片頭痛の再発に悩まされるわけです。  このように効果の持続が短い片頭痛薬なら投薬回数を多くすれば事態は改善するのかというとその逆で、今度は過剰な頭痛薬投与が原因の「薬物乱用頭痛」という新たな問題が生じてきます。欧米では頭痛外来に訪れる患者の30~50%に薬物乱用頭痛が見られるというデータもあり(*3)、既存の頭痛薬が却って頭痛を増やす皮肉な事態となっているわけです。  そこで目を転じてSatsuma社のSTS101を見ると、こちらは長時間の効果持続が第三相試験によって確かめられており、SUMMIT試験における「痛みからの解放」を示すグラフ(下図のオレンジ色の線)が示す通りSTS101が投薬後48時間後でもその効果を持続していることが分かります。ラポポート博士がSTS101を指して「持続的な効果を提供する上で大幅に効果的」というのは、薬物乱用の深刻な問題に日々直面している専門家が、長時間効果を持続する片頭痛薬に大きな有用性を認めていると理解できるわけです。