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(株)新日本科学【2395】の掲示板 2020/06/03〜2020/09/16

  • >>1939

    近大、ゴイスーですね、、(; ・`ω・´)ゴクリ


    ウナギの養殖は国立研究開発法人の水産研究・教育機構が完全養殖に成功したが、コスト面から商業化ができていない。近大は18年に水産研究・教育機構から研究者を招き、19年3月から養殖研究を本格的に始めた。9月に成熟したウナギから数十万個の卵を採取し、人工授精に成功。ふ化した稚魚のうち約20尾が50日間生き残り、2センチほどに育った。ふ化して成魚に育つまでに約1年、卵を産むまでにさらに約2年かかる。

    ウナギの国内消費の99%は漁獲した天然の稚魚「シラスウナギ」をいけすで育てる養殖だ。だがシラスウナギの漁獲量が激減し、養殖生産量は1990年をピークに減少傾向が続く。環境省は13年にニホンウナギを絶滅危惧種に指定し、資源の枯渇が危惧されている。

    近大の水産研究所は日本の養殖産業の発展を支えてきた。近大が初めて人工ふ化から養殖の元になる種苗生産に成功した魚種はブリやマイワシなど18種類にのぼる。なかでもシマアジは国内養殖で使う種苗の75%が近大産だ。クエの成長を速めた「クエタマ」などの交雑種も開発している。