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(株)FRONTEO【2158】の掲示板 2024/05/14〜

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損切り佐平次 強く買いたい 5月27日 21:00

2024.5.16

「2024年3月期 決算説明会質疑応答」より
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Q. FY24業績予想策定の考え方を教えてほしい

A. FY24の業績予想は保守的に編成している。
各事業部が検討している施策の実現効果を下期に見込んでいること、FY23で行ったコスト構造改革や償却費の負担減少の効果が見込めることから、下期偏重、且つ売上拡大よりも黒字確保に重きを置いた予想となっている。

AIソリューション事業のライフサイエンスAI分野については、非定型のアライアンス案件のパイプラインは積みあがっているものの、FY24の業績予想には織り込んでいない。ただしこれらの案件が実現してくると業績の上振れが期待できる。

ビジネスインテリジェンス分野は、KIBIT Eyeを基幹サービスとし、売上高に占めるリカーリング率が 60%を超えてくると見込んでいる。既存顧客との取引深耕を軸としたアカウント毎の取引を拡大していく想定で、安定的な成長と高い利益を見込んでいる。

経済安全保障分野については、売上高に占めるリカーリング率が前期37%に到達し、今期さらに50%を超える見込み。完全に投資フェーズから事業拡大フェーズに突入し、収益貢献が拡大する想定。

事業拡大フェーズに突入したビジネスインテリジェンス分野、経済安全保障分野の営業利益は2桁の利益率を想定しているが、投資フェーズのライフサイエンスAI分野の損失がこれを相殺するため、セグメント営業利益を105百万円と見込んでいる。

リーガルテックAI事業については、有事対応中心のビジネスの為、大型案件の獲得、収益認識タイミング等のボラティリティリスクと、FUSAの主要顧客の案件終了を加味し売上高は減少すると見込んでいる。営業利益については、減損による償却費負担の減少や固定費削減効果が、売上減少による利益減少を上回り若干ではあるが黒字化を見込んでいる。
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今回ばかりは置かれている立場を真摯に受け止め、背伸びのない保守的業績予想。

背水の陣。

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