飛島建設(株)【1805】の掲示板 〜2015/04/27

バブル崩壊後、ゼネコン救済のために銀行が引き受けた大量の優先株がオリンピック決定後の株価回復を受けどんどん普通株に転化されており、これが市場にばら撒かれています。

じわじわと市場にばら撒かれた莫大な量の株券が、これまで通り長期投資家の元に落ち着けばなんら問題はありません。（優先株という状態で流動性のない株券として銀行の元に落ち着いていた株券が、普通株として市場にばら撒かれた後も相も変わらずしっかりと持続的に誰かの元に保有されているということ）

ですが市場にばら撒かれた株券は今、多くがあたながた個人投資家の元に集まりました。
長期投資家ではなく、単なる博打好き個人投資家です。
だぶついた株券がひとたび売りに出されれば、売りが売りを呼ぶ展開になり株価はオリンピック前の水準をも下回るでしょう。

「株は需給で決まる」と言われますが、株価予想をする上で需給はとても重要なファクターです。
そしてひとたび需給が崩れてしまうと、改善するのに半年やそこらの時間を要してしまうのは皆さん良くご存知でしょう。多くの個人投資家が経験している塩漬けです。

塩漬けにご注意下さい。
７年先を見ている人にしてみれば、１年や２年の塩漬けでも問題はないでしょうが。