ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(NEXT FUNDS)日経平均レバレッジ上場投信【1570】の掲示板 2024/05/22〜2024/05/24


大局観で相場を読む!

どうやら6月が円安修正を決定づける分岐点になりそうだ
年後半相場のカギを握るのはドル円

中井 裕幸  会社四季報  2024/05/21 12:00



日経平均など日本株の方向性を決めるのはやはり為替だ。6月ごろから動く可能性がありそうだ

ついに5月17日、NY(ニューヨーク)ダウ工業株30種平均が終値で史上初の4万ドルに達した。

だが、日本株はと言えば、日経平均株価は20日に約1カ月ぶりの3万9000円台を回復したというものの、上値が重い展開が続いている。

この原因は一体どこにあるのか。筆者は、やはりドル円相場の変調(先行きの不透明さ)が背景にあるとみている。
つまり、これまでの「円安=株高」の構図が転機を迎えたことが影響しているのだろう。

それを象徴するのがトヨタ自動車(7203)の値動きだ。
同社株はこれまで円安の恩恵を受けてきた業種の代表だが、3月末からは軟調な動きとなっている。そこで、今回は日本株を動かす重要な要因であるドル円相場について、最近の注目すべき「5つの動き」を整理しながら、今後の行方を探ってみる。


政府・日銀の「為替介入」で潮目が変わった

まず1つ目の動きは、政府・日本銀行が「円買い介入」をようやく実行したことだ。ドル円相場は、日本が大型連休中の4月29日に一時1ドル=160円17銭まで急伸した。

政府・日銀はその直後に、2回にわたり円買い介入を実施した(4月29日に約5.5兆円、5月2日に約3.5兆円規模と推定)。

その後、アメリカのインフレ指標の落ち着きもあり、これまでの円安トレンドの流れは終止符を打ち、ドル円相場は大きな屈折点を迎えたとみられる。

このことは同時に、事実上、政府・日銀が1ドル=160円を防衛ラインとしていることを市場に認知させることにもなった。

ちなみに前回の為替介入は、2022年秋に3回実施(9月22日に約2.8兆円、10月21日に約5.6兆円、同24日に約0.7兆円と推定)された。

そのときのドル円相場は、10月21日の1ドル=151.94円から翌年1月13日の同127.45円まで円高が進行し、明確な介入効果がみられた。今回のドル高円安は、日米の金利差に沿った動きであり、「円買い介入によって円高トレンドに転換させる効果は限定的だ」との見方も多い。

しかし、国際通貨の先物市場であるシカゴのIMM通貨先物市場などを見ると、政府・日銀による介入実施後は、ヘッジファンドなど投機筋の円売りポジションが急速に縮小している。やはり、今回も市場に与える心理的な効果は一定程度あったとみてよかろう。


2つ目は、日銀が6~9月に「追加利上げ」を実施する可能性が高まったことだ。

日銀は、3月18~19日の金融政策決定会合で、
①マイナス金利政策を解除(政策金利を0~0.1%程度に引き上げ)し、
②長期金利を抑える長短金利操作(YCC:イールドカーブ・コントロール)の廃止など、これまでの大規模緩和政策を大幅に変更した。
 また②4月25~26日の金融政策決定会合では「政策据え置き」としたものの
審議委員から「(円安で)正常化のペースが速まる可能性は十分にある」など
追加利上げに前向きな意見が出ていたことが
 「4月会合の主な意見」(5月9日に公表)で判明した。
③さらに5月13日には日銀が突如動いた。日銀は金融市場から国債を買い入れる金額を、これまでの4750億円から500億円減らす行動に出た。

これら一連の動きは、いずれも急激な円安が物価に与える影響を日銀がリスクとして認識し、6~9月の利上げ実施(金融正常化)にむけた政策対応の布石ではないかと思われる。


------

日銀正常化観測 が少しずつ効いている
併せて 私的にはドル上昇して欲しいところだがどうなるだろうか 
先般の「為替介入」時同様に 再度獲りに行きたいね
先般も書いたが 「為替」は「株式」とは 一桁二桁利益の桁が違うよ

しっかり稼いで ちゃんと納税しようぜ