カードローンカタログ カードローン比較におすすめ

キャッシングの審査は甘い? 通過基準は? 即日利用できるかも解説

キャッシングの審査は甘い? 通過基準は? 即日利用できるかも解説

お金が必要なときに便利なクレジットカードのキャッシング機能。審査ではどんなポイントがチェックされるのか、自分は審査に通過できるのかどうかが気になる人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、クレジットカードでキャッシングを利用する際の審査基準や審査に通過するためのポイントを解説します。

1級FP技能士/内山FP総合事務所代表

監修者内山貴博外部サイト

証券会社勤務を経て2006年に独立。現在はライフプラン作成業務を中心に、セミナー・執筆・FP資格対策など幅広い活動を行っている。また、「FPとしてできることは何でも挑戦」することをモットーに、企業の経営サポートやグローバル展開など得意分野は多岐に渡る。

元銀行員/mybest 金融サービス情報コンテンツ担当

制作者大島凱斗

元銀行員として、法人顧客の経営支援・融資商品の提案、個人顧客の資産運用相談業務を担当。現在は日本最大級の商品比較サービスmybestにて金融・サービス商材の情報提供コンテンツを統括している。

当サイト内の記事内容はユーザー視点で公正に作成されております。詳しくは掲載方針・ポリシーをご覧ください。

キャッシングの審査で見られるポイントは? 

キャッシングは本来お金を借りるサービス全般のことをいいますが、今回はクレジットカードのキャッシング枠について解説します。以下で解説する審査のポイントについて、詳しく見てみましょう。

【収入】総額よりも安定性が重視される傾向に

【収入】総額よりも安定性が重視される傾向に

出典元:Getty Images

収入はキャッシングの審査における重要なチェックポイントですが、額の大小よりも安定性が重視されるといわれています。安定性があるかどうかは、勤務先や勤続年数、雇用形態などから判断されるのが特徴です。

たとえば年収が500万円の人でも、毎月安定した給料をもらう会社員と、月々の収入に変動があるフリーランスでは、会社員のほうが返済能力があるとみなされる傾向に。

キャッシングの利用中は中長期にわたって返済が行われるため、毎月安定した収入がないと継続して返済ができないと判断されてしまいます。

1級FP技能士/内山FP総合事務所代表

内山貴博

自営業者は不安定という側面と大きな収入を得ることができるという側面があるため、それを含めて総合的に判断されます。よって安定性は前提として、収入が多いかどうかも最終的には審査のポイントとなります。

【他社借入】件数よりも借入総額に注意

【他社借入】件数よりも借入総額に注意

出典元:Getty Images

申込みをするキャッシング以外に、すでにほかの会社からカードローンやキャッシングで借入れがある場合は、借入総額に注意が必要です。複数の金融機関で借入れしている場合、件数も影響しますが、借入総額がとくに見られる傾向にあります。

借入総額が年収の3分の1以上、もしくはそれに近い額になる場合は、貸金業法で定められた総量規制を超えてしまうため、審査に通過できないことがほとんどです。

年収が300万円の人であれば最高100万円までしか借入れができないため、すでにA社で50万円、B社で50万円と借入れしている場合は、それ以上借りることができません。

借入れの件数は、1社のみなら審査にあまり影響せず、目安として3社以上だと多重債務者と判断され、審査でマイナスポイントになるといわれています。

【信用情報】返済遅延や金融事故の有無をチェック

【信用情報】返済遅延や金融事故の有無をチェック

出典元:Getty Images

信用情報をもとに、過去に返済遅延や金融事故を起こしていないかも、審査ではチェック対象に。信用情報には申込者が過去に利用したクレジットカードやローンなどの取引履歴が記録されており、すべての金融機関で情報が共有されています。

過去5〜10年以内で、支払い滞納や債務整理などの金融事故があった場合は、審査に通過するのが難しくなると考えてください。信用情報のチェックは、過去の支払い状況から返済能力を審査するもの。クレジットカードやスマホ料金の支払いでも延滞があると厳しく判断されるでしょう。

自分の信用情報が気になる人は、CIC(外部サイト)やJICC(外部サイト)で情報開示申請を出せば確認できます。過去の延滞の記録が残っている場合は、半年程度は様子見するのが無難ですよ。

審査が甘いキャッシングはある? 

審査が甘いキャッシングはある?

出典元:Getty Images

審査が甘いキャッシングは、基本的にありません。キャッシングは、それぞれの金融機関が独自の基準で厳格に審査をしています。審査で返済能力をきちんと確認しないと、貸したお金を回収できなくなるリスクがあるため、ある程度厳しい基準でチェックしています。

基本的にどの金融機関もしっかりと審査は行っていますが、最高金利を高めに設定しているところは審査に比較的通りやすいといわれています。貸したお金を回収できる可能性が低い場合は金利を高めに設定するのが一般的なので、その分審査基準に余裕をもたせているケースがほとんどです。

すでにキャッシング枠のついたクレジットカードを持っている場合は、審査をしなくてもそのまま利用できます。自分が所持しているクレジットカードにキャッシング枠が付帯しているかどうかわからない場合は、公式サイトのマイページを確認するか、カード会社に問い合わせてみてください。

キャッシングの審査に落ちる人の特徴は? 

キャッシングの審査で落ちてしまう人にはどのような特徴があるのか、以下で詳しく解説します。

収入が安定していない

収入が安定していない

出典元:Getty Images

先述の通り、収入が安定していないと判断されると、審査に落ちる可能性が高くなります。

例えば大企業勤めであれば、収入が安定しているとみなされます。一方、個人事業主で毎月の売上の変動が激しい場合、最大時の収入が高くても厳しく見られることがあります。ほかにも、派遣・契約社員は、正社員よりはやや厳しく判断されるでしょう。

反対に、収入の額は少なくても毎月安定した収入を得ていれば、中長期の借入れでも着実な返済を見込めるため、審査に通りやすくなると考えられます。

審査に落ちてからすぐに他社へ申込みをした

​​"審査に落ちてからすぐに他社へ申込みをした"

出典元:Getty Images

審査に落ちてすぐ他社に申込みをすると、現金に余裕のない人だと判断され、審査に悪影響を及ぼします

クレジットカード会社は信用情報機関に申込者の情報を照会して審査を実施するため、過去の申込み履歴も確認が可能です。申込み履歴は6カ月残るため、6カ月以内に再度申込みをすると審査に落ちていることがバレてしまいます。

審査に落ちた履歴はよい影響を及ぼさないほか、現金がなく返済能力がない人だと判断される原因にもなります。一度審査に落ちたら、6カ月程度は空けてから、次の借入先へ申込みを行うようにしましょう。

ほかの返済やクレカの支払いに遅れている

ほかの返済やクレカの支払いに遅れている

出典元:Getty Images

他社への返済やクレジットカードの支払いに遅れている場合も、審査に悪影響を及ぼします。クレジットカードやローンなどの利用履歴は信用情報機関ですべて照会できるため、返済の滞納もすぐにバレてしまうのが実情です。

返済の遅延や滞納は、返済能力がないことを示してしまうため、審査の際にマイナスポイントとなってしまいます。

意外と見落としがちなスマホ料金や家賃の支払いも、信用情報で確認されるため注意が必要です。滞納した履歴はすぐに消せませんが、現時点で滞納しているか解消しているかでは大きな違いがあるため、できる限り滞納は解消しておきましょう。

1級FP技能士/内山FP総合事務所代表

内山貴博

割賦販売のスマホ代を1カ月滞納して数年間記録が残っていたというケースもあります。5~10年単位となるとキャッシング以外にも将来のマイカーローンや住宅ローンにも影響することがあるため、できる限り延滞にならないようにしてください。

申込み内容に虚偽があった

申込み内容に虚偽があった

出典元:Getty Images

申込時に虚偽の申込みをしたことが発覚すると、その時点で審査に落ちる可能性が高いと考えてください。他人に偽ったり、勤務先や勤続年数、年収を偽ったりしても、本人確認書類や収入証明書類、信用情報などを照らし合わせればすぐにバレてしまいます。

虚偽の申告は、場合によっては法で罰せられる可能性もあるため、絶対にしないでください。審査は返済能力を総合的に判断するものなので、年収が低いなどの不利な条件があっても、審査落ちに直結するとは限りません。一方、虚偽の申告は、その時点で審査に落とされることがほとんどです。申込時には、きちんと正しい情報を申告しましょう。

在籍確認がとれない

在籍確認がとれない

出典元:Getty Images

在籍確認が取れない場合にも、審査に通過できない要因になりえます。審査時にかかってくる勤務先への在籍確認の電話に、自分もしくはほかの社員が適切に対応できないと審査に悪影響を及ぼすため、注意が必要です。

ほかの社員が電話をとった場合は、あやしい電話だと思いすぐに切ってしまったり、社員の個人情報を漏らさないようにするため「在籍していない」と答えてしまったりする可能性が考えられます。勤務先の休業日が重なって電話がつながらない状況が続くのも、在籍確認が取れない一因です。

キャッシングに申込んだあとは、電話を取る可能性のある社員に事前に伝えておき、適切に対応してもらえるよう準備しておきましょう。「クレジットカードに申込んだため電話がくる」と伝えておけば、キャッシングの利用がバレることもありません。

キャッシング審査に通過するためのポイントは? 

次に、キャッシングの審査に通過するためのポイントを解説します。

申込み内容は正確に。虚偽の申告は絶対にNG

申込み内容は正確に。虚偽の申告は絶対にNG

出典元:Getty Images

先述の通り、キャッシングの申込時には、必ず正確な内容を申告しましょう。申込内容に意図しない間違いがある場合にも、虚偽申告と同様に審査に時間がかかってしまうこともあります。

また、虚偽の申告はすぐにバレるほか、期間をあけて申込んだときにも審査に落とされてしまう可能性があります。多少条件が不利でも、正しい情報で申告することが何より重要です。

1級FP技能士/内山FP総合事務所代表

内山貴博

生命保険に加入する際の健康告知も同様です。金融取引全般、それぞれ信用で成り立っているため、「つい忘れていた」ということのないよう、きちんと申告するように心がけてください

不要なキャッシングやカードローンは解約しておくのがベター

不要なキャッシングやカードローンは解約しておくのがベター

出典元:Getty Images

使っていないキャッシングやカードローンがある場合は、解約しておきましょう。他社からの借入れがあると判断されると、審査に通りづらくなる可能性があります

使っていないカードやキャッシング枠を解約することで信用情報の内容が変わり、借入れができる余力が生まれることから、審査でプラスの印象を与えられます

必要最小限の金額で申込みをするのがおすすめ

必要最小限の金額で申込みをするのがおすすめ

出典元:Getty Images

できる限り必要最小限の希望額で申込みをすることも、審査を通過しやすくするために重要なポイントです。

キャッシングでは、申込時に希望の借入金額を聞かれることがあります。借入金額が小さいほうが完済できる可能性が高く、貸す側は貸し倒れのリスクを防げるため、審査に通りやすくなるのが特徴です。

はじめから希望額が高いとあまりいい印象を与えないため、具体的な希望額がないのであれば、まずは10万円程度を目安に申込んでみるとよいでしょう。

書類提出が必要な場合は漏れなくそろえる

書類提出が必要な場合は漏れなくそろえる

出典元:Getty Images

必要書類の提出を求められた場合には、すべてもれなく正しいものをそろえましょう。本人確認書類の提出を求められた場合は、運転免許証・健康保険証・パスポートなどを用意できればOKです。

本人確認のほかに、キャッシング枠が50万円を超える場合や、他社借入との合計額が100万円を超える場合には、収入証明書も必要になります。収入証明書は源泉徴収票・給与明細・確定申告書などが一般的です。

必要な書類はきちんと事前に確認をし、漏れや不備のない状態で提出しましょう。

即日借入したいならカードローンも検討して

キャッシングは、審査状況やクレジットカード会社によっては最短即日で利用できるところもあります。ただし、多くの場合は審査に数日程度要するため、余裕を持って申込みをすることが重要です。

急ぎでお金を借りたいなら、カードローンの申込みも検討してみてください。消費者金融であれば即日融資に対応しているところもあるので、申込みから数時間後に借りられる可能性があります。

カードローンを検討する際は、以下のページをチェックしてみてください。ランキング形式や特徴ごとに、自分にぴったりのカードローンを探せます。

自分にぴったりのカードローンを探す

提供元:mybest

※本記事に掲載されている情報は2022年09月13日時点のものです。お申込みの際は各社公式サイトに記載の最新の情報を必ずご確認ください。
※本記事の情報は、各ローン会社の提供する個別の商品の内容等を保証するものではありません。また、情報の正確性等についても、これを保証するものではありません。本記事の情報を基に被った一切の損害について、LINEヤフー株式会社は一切の責任を負いません。本記事の情報を営業等に利用すること、第三者への提供目的等で利用すること等を固く禁止します。
※2022年4月の改正民法の施行により、成年年齢が18歳に引き下げられており、記事中における成年・未成年の対象についても変更が生じております。利用条件など各社の求める申込み資格の変更については、事業者ごとに判断が分かれておりますので、お申込みの際は各社の申込みページに記載の最新の情報を必ずご確認ください。

記事一覧を見る
不安や疑問を解決します 初心者向けカードローンを解説 詳しくはこちら