カードローンカタログ カードローン比較におすすめ

SMBCモビットで増額する方法は? 審査基準や審査時間を解説

SMBCモビットで増額する方法は? 審査基準や審査時間を解説

SMBCモビットでは、Webやスマホアプリから限度額の増額申請ができます。増額を希望する場合は審査が行われるため、審査で見られるポイントや通過するにはどうすればいいのかなど、気になることがある人も多いのではないでしょうか。
本記事では、SMBCモビットの増額方法と、増額審査でチェックされるポイントについてわかりやすく紹介します。増額審査に通過するコツや注意点も紹介するので、少しでも増額審査の通過率を高めたい人は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

CFP認定者・1級FP技能士/Paradise Wave代表

監修者飯田道子外部サイト

金融機関勤務を経てFP資格を取得。現在は独立系FPとして各種相談業務・セミナー講師・執筆活動を行っている。さらに、海外生活ジャーナリストとして移住支援も行っており、得意ジャンルは金融にとどまらず多岐に渡る。

元銀行員/mybest 金融サービス情報コンテンツ担当

制作者大島凱斗

元銀行員として、法人顧客の経営支援・融資商品の提案、個人顧客の資産運用相談業務を担当。現在は日本最大級の商品比較サービスmybestにて金融・サービス商材の情報提供コンテンツを統括している。

当サイト内の記事内容はユーザー視点で公正に作成されております。詳しくは掲載方針・ポリシーをご覧ください。

SMBCモビットの限度額を増額する方法

まずは、SMBCモビットの限度額を増額する方法について紹介します。手続きの詳しい手順は以下を参考にしてください。

SMBCモビットの増額はアプリかWebで申込みが可能

SMBCモビットの増額はアプリかWebで申込みが可能

出典元:Getty Images

SMBCモビットでの増額の申込みは、公式スマホアプリの「SMBCモビット公式スマホアプリ」か、会員専用サービスの「Myモビ」から手続きが可能です。増額申請ができる人であれば、スマホアプリや会員専用サービスで「限度額増額の申込」もしくは「増額審査を申込む」と表示されます。

ただし、返済の遅れや他社借入額の増加などによって、増額の申込みができない場合もあることは覚えておきましょう。

増額するには審査に通過する必要があるため、増額申請のボタンが表示されていれば誰でも増額できるわけではありません。審査で見られるポイント、通過するコツや注意点については後述しているので、申込み前に確認してください。

増額の相談をしたい場合はフリーコールに電話しよう

増額の相談がしたい場合はフリーコールに電話しよう

出典元:Getty Images

増額にあたり不安な点や疑問点がある場合は、SMBCモビットのフリーコールに電話をしてみましょう

SMBCモビットは、利用方法や各種サービスなど契約後の不明点を問い合わせできる会員専用のダイヤルを用意しています。オペレーターが対応してくれるので、増額にあたっての疑問点を事前に解消できますよ。

フリーコールの電話番号は0120-24-7217、営業時間は9:00~18:00です。

SMBCモビットの増額審査で見られるポイント

SMBCモビットの増額審査で見られるポイント

出典元:Getty Images

SMBCモビットに限らず、カードローンを取扱っている金融機関は増額審査の詳細を公開していません。ただし、増額は、現在より高い限度額にするため、新規申込み時の審査よりも返済能力や信用情報を厳しくチェックされる可能性が高いでしょう。

直近の収入状況や他社借入状況、返済の履歴などをもとに、増額してもきちんと返済できるかどうか確認されるのが特徴です。

新規契約後すぐに増額審査に申込みをした場合は、契約時と年収や職業、他社からの借入状況などに大きな変化がないため、審査の通過は難しいといえます。半年ほどは利用実績を積んだうえで、収入が好転するタイミングを待ってから増額申請してみましょう。

CFP認定者・1級FP技能士/Paradise Wave代表

飯田道子

増額のタイミングは、利用開始から半年以降が望ましいといわれています。このとき、ただ半年利用しているというだけでなく、返済に遅れたことがない・繰上げ返済をしているなど、「コンスタントに返済している実績」があることが重要です。増額を狙うなら、まじめにコツコツ返済することを心がけましょう。

SMBCモビットの増額審査にかかる時間

SMBCモビットの増額審査にかかる時間

出典元:Getty Images

SMBCモビットでは、増額審査にかかる具体的な時間を公式サイトで明記はしていません。新規申込み時の審査時間は最短30分と明記されていますが、増額審査は先述のとおり、新規のときよりも審査が慎重に行われる可能性があります。

審査が行われない時間帯や長期休暇のタイミング、土日祝日や週末、平日の夕方などで申込みが混みやすいタイミングだと、審査時間がさらに長引くケースがあるので注意しましょう。

スムーズに審査を完了したい場合は、平日午前中の時間帯(9時〜12時ごろ)に申込むことをおすすめします。

申込みから2〜3日たっても審査結果が出ない場合は、コールセンター(0120-03-5000)に電話して審査の進捗を問い合わせることが可能です。審査結果が通知されない人は、一度電話してみてください。

SMBCモビットの増額審査に落ちる原因とは? 

続いて、SMBCモビットの増額審査に落ちる主な原因について解説します。すでに他社で借入れがある場合や、信用情報に問題がある場合は注意が必要です。自分の状況に該当するものがないか、事前に確認してみましょう。

限度額が年収の3分の1に近い、またはオーバーしている

限度額が年収の3分の1に近い、またはオーバーしている

出典元:Getty Images

増額審査の結果、限度額が年収の3分の1を超える可能性がある場合や、超えることが判明した場合は審査に落ちると考えておきましょう

SMBCモビットは、貸金業法に定められている総量規制というルールの対象業者で、申込み者の年収の3分の1を超える融資ができません。

クレジットカードのキャッシング枠やリボ払いの残高、他社カードローンからの借入合計額が年収の3分の1に近いと、増額審査には通過できないと考えておくのが無難です。増額の申込みをする前に、総量規制に抵触する可能性がないか確認しておきましょう。

CFP認定者・1級FP技能士/Paradise Wave代表

飯田道子

総量規制とは、貸金業者から借りられる金額を規制する法律のことです。上限は年収の3分の1までなので、年収150万円なら50万円まで、年収300万円なら100万円までが借入れできる額となります。

注意点は、あくまでも上限であること。必ずしも上限まで借りられるわけではなく、個別の事情も違うことから、最終的には審査によって上限額が決定されます

返済実績や信用情報に問題がある

返済実績や信用情報に問題がある

出典元:Getty Images

返済実績や信用情報に問題がある場合も、審査に落ちる要因になります。過去に返済を滞納した経験がある場合は注意が必要です。

新規申込み時と同様に、信用情報もチェックされるといわれています。信用情報とは、クレジットカードやローンの利用状況、家賃の支払い、スマホの支払い、割賦払いで購入した家電の支払い状況などが掲載されているものです。

何らかの支払いを複数回にわたって返済遅延した履歴があったり、現時点で滞納しているものがあったりすると、増額審査に落ちる可能性があります

複数社と契約していて多重債務状態に陥っている場合や、借金を減額・免除する手続きである債務整理の経験がある場合も、審査にマイナスの影響を与える可能性が高いと考えておきましょう。

SMBCモビットと契約したばかりで返済実績がない場合も、信用力を判断できないため審査に悪影響を及ぼす可能性があります。契約してからすぐに増額審査に申込むのではなく、半年ほどは返済実績を作ってから申込むことが大切です。

前回の審査時よりも収入が減少した

前回の審査時よりも収入が減少した

出典元:Getty Images

前回の申告時よりも収入が減っている場合は、返済能力が乏しいと判断され審査に落ちる可能性が高まります

収入が減少している場合は、SMBCモビットの基準や総量規制に基づき、かえって限度額が下がってしまう可能性もあるため注意が必要です。収入が減少した場合は、増額申請を控えたほうが賢明といえます。

増額審査が否決となってしまった場合、次回申請時期はいつごろが良いのか

額審査が否決となってしまった場合、次回申請時期はいつごろが良いのか

出典元:Getty Images

増額審査が否決となった場合、最低でも約6カ月間は空けてから申込むとよいでしょう。ローン会社やクレジット会社への申込み情報は半年ほど保存されるので、情報が消えてから申込むのが無難です。

増額審査に落ちてすぐに審査に申込みをしても通る可能性は低いといえます。審査落ちするだけでなく、短期間に何度も申込むことでローン会社やクレジット会社等からの印象が悪くなる可能性もあるので注意しましょう。

再度審査に申込む際は、借入希望額が年収の3分の1を超えていないか、返済実績に問題がないか、収入が以前より減少していないかなどの条件をクリアしておくことも重要です。返済能力があることを示せる状態になってから改めて申込みましょう

CFP認定者・1級FP技能士/Paradise Wave代表

飯田道子

カードローンの他にも、携帯電話の滞納がある場合も要注意です。携帯電話は分割で購入することが多く、利用料金の滞納だけでなく、本体の分割払いが滞納していることになります。そのため、各種借り入れの審査に大きく影響します。

SMBCモビットの増額審査に通過するためのコツ

次に、SMBCモビットの増額審査に通過するためのコツも確認しておきましょう。

コツコツ返済して実績を積み重ねる

コツコツ返済して実績を積み重ねる

出典元:Getty Images

増額審査に通過するためには、コツコツと良好な返済実績を作ることが大切です。

期日を守って返済したり、早めの返済を心がけたりすることで、返済能力のアピールに繋がり審査にいい影響を与えるケースがあります。

支払い遅延がなく、長期間にわたって継続的にSMBCモビットを利用し続けることが重要です。増額審査では年収や勤務状況も大切ですが、返済や利用実績を積み重ねることも意識してみてください。

年収が上がったタイミングで申込む

年収が上がったタイミングで申込む

出典元:Getty Images

年収が上がったタイミングで申込むことも、重要なコツのひとつです。収入がアップすれば返済能力を認められ、増額審査に通過できる可能性が高まります。

年収がアップすることで、総量規制の上限である年収3分の1の範囲が広がるため、増額できる金額が増えるのもポイントです。

ただし、転職によって収入がアップした場合には、かえって悪影響を及ぼすことがあるため注意しましょう。転職直後は早期離職の可能性もあるほか、勤続年数が短く返済能力の判断が難しいと思われるのが一般的です。

転職をした際は、最低半年ほど継続して勤務し、安定的に高い収入を得ている状態にしてから増額に申込むことをおすすめします。

他社からの借入れを控える

他社からの借入れを控える

出典元:Getty Images

増額審査に申込む前後では、他社での借入額を増やさないようにしましょう。複数他社から借入れをしていたり、合計して高額な借入れを行っていたりすると、滞納や貸し倒れのリスクが高いとみなされ増額できない可能性があります。

一般的に、複数の会社から借入れをしている時点で審査に悪影響を及ぼすため、できるだけSMBCモビット以外での借入れはしないことが大切です。

SMBCモビットの増額申請をする際に知っておきたいこと

以下では、SMBCモビットで増額申請をする際に知っておきたいポイントを紹介します。必要な提出物や増額のリスクについて解説しているので、申請前に一度目を通しておきましょう。

増額申請はオンラインで手続きが完了。電話対応は原則不要

増額申請はオンラインで手続きが完了。電話対応は原則不要

出典元:Getty Images

SMBCモビットの増額申請は、原則電話で対応することなく、すべてオンラインで完結させられます。スマホアプリやWeb上の会員サイトから申込みを行い、結果の確認もオンラインで確認可能です。

スマホさえあれば24時間どこからでも申込みができ、電話や郵送物で周囲の人にカードローンの利用を知られてしまう心配もほとんどありません

一定水準以上の借入れは収入証明書の提出が求められる

一定水準以上の借入れは収入証明書の提出が求められる

出典元:Getty Images

SMBCモビットの増額審査では、借入額が50万円を超える場合や、他社借入金額との合計が100万円を超える場合には、収入証明書の提出が必要です。該当する人は、スムーズに審査を進めるためあらかじめ収入証明書を用意してください。

SMBCモビットでは、源泉徴収票や税額通知書、所得証明書、確定申告書、直近2カ月分の給与明細書が収入証明書として認められており、それぞれ写しの準備が必要です。詳しい必要書類の内容は、SMBCモビットの公式サイト(外部サイト)で確認しておきましょう。

増額で金利引き下げの可能性も。ただし家計圧迫などのリスクに注意

増額で金利引き下げの可能性も。ただし家計圧迫などのリスクに注意

出典元:Getty Images

増額により借入金額が100万円以上になると、金利が下がります。利息制限法により、借入金額が100万円以上の場合は最高金利を年率15%にするよう定められているためです。

利息制限法では、借入金額が10万円未満だと最高金利が年率20%、10万円以上100万円未満だと年率18%、100万円以上だと年率15%にするよう定められています。SMBCモビットでも、借入金額が100万円を超えると金利は自動的に15%に下がるため、かかる利息を抑えることが可能です。

ただし、金利を下げる目的でむやみに借入金額を増やすことはおすすめできません。金利が下がっても、借入金額を増やしてしまっては、当然毎月の返済額は増えます。かえって返済の負担が大きくなり、家計を圧迫しかねないため、金利を下げるためだけに借入金額を増やすのは控えましょう。

また、返済能力に見合わない額を希望すると、増額審査に通過しづらくなる要因になることがあります。自身の返済能力に見合った額を、必要な分だけ申請してください。

SMBCモビットの増額審査に落ちた際の対処法

SMBCモビットの増額審査に落ちた際の対処法

出典元:Getty Images

増額審査に落ちた場合は、以下2つの対処法を試してみてください。

1つ目は、6カ月以上期間を空けて再度増額審査に申込む方法です。増額の申込み履歴は信用情報に6カ月ほど残っているため、短期間に何度も申込みをしていると印象が悪くなる可能性があります。

審査に落ちてすぐに再チャレンジしても、返済能力をはじめとした状況は変わっていないため、同じ理由で落とされてしまうことがほとんどだと理解しておきましょう。

2つ目は、他社カードローンを利用する方法です。今すぐお金が必要であれば、他社のカードローンに申込むことも検討してみましょう。ただし、増額審査に落ちた履歴は信用情報で確認されてしまうため、他社カードローンの審査にも通過できない可能性があることは覚えておいてください。

他社のカードローンへ申込む際には、希望する借入金額を少なく申告するなど、審査に通過できるような工夫をすることが大切です。

他社のカードローンを検討している人は、以下のページで自分にあったものをチェックしてみてください。各種金融機関の特徴を紹介しているほか、特徴ごとに絞り込む機能もあります。自分にぴったりのカードローンを見つける際に役立ててください。

自分にぴったりのカードローンを探す

SMBCモビットで増額が難しいときにおすすめのカードローン

SMBCモビットで増額が難しいときにおすすめのカードローン

出典元:Getty Images

SMBCモビットでの増額が難しいときは、プロミスやアイフル、レイクアコムなどほかの消費者金融から新規で借入れるのもひとつの手です。増額審査に落ちてしまった会社にリトライするよりも、異なる基準で審査を行う他社に申込むほうがスムーズに借りられる可能性があります。

銀行カードローンに申込む方法もありますが、一般的に銀行カードローンは消費者金融よりも審査が厳しい傾向です。すでに増額審査に落ちている場合は銀行カードローンの審査通過も難しいと考えられるので、より申込みやすい消費者金融カードローンから検討しましょう。

審査状況によるものの、プロミスやアイフル、レイク、アコムは最短即日融資に対応しているため、急ぎで借入れたいときにも便利でしょう。4社ともに共通して無利息期間があるのも特徴です。無利息期間内に返済すれば新規借入分の利息を抑えられるので、返済負担を軽減できます。

4社ともWeb完結で申込みができるうえ、審査状況によっては電話での在籍確認なしで契約が可能です。契約時に郵送物が届くこともないため、周囲に借入れを気づかれたくない人にも向いているでしょう。増額は難しいけれどすぐに資金が必要という場合は、SMBCモビット以外の消費者金融を検討してみてください。

まとめ

まとめ

出典元:Getty Images

SMBCモビットの増額審査はインターネット上で簡単に申込めるものの、状況によって審査が長引いたり、増額審査に落ちたりする可能性があります。審査に通過するには、増額審査に申込む前にSMBCモビットの利用実績を積み、返済能力に問題がないとアピールできる状態にしておくとよいでしょう。

例えば、年収がアップしたタイミングで申込みをするのもひとつの手です。どうしてもSMBCモビットでの増額が難しい場合は、ほかの消費者金融で新規借入れする方法も検討しましょう。

提供元:mybest

※本記事に掲載されている情報は2022年12月06日時点のものです。お申込みの際は各社公式サイトに記載の最新の情報を必ずご確認ください。
※本記事の情報は、各ローン会社の提供する個別の商品の内容等を保証するものではありません。また、情報の正確性等についても、これを保証するものではありません。本記事の情報を基に被った一切の損害について、LINEヤフー株式会社は一切の責任を負いません。本記事の情報を営業等に利用すること、第三者への提供目的等で利用すること等を固く禁止します。
※2022年4月の改正民法の施行により、成年年齢が18歳に引き下げられており、記事中における成年・未成年の対象についても変更が生じております。利用条件など各社の求める申込み資格の変更については、事業者ごとに判断が分かれておりますので、お申込みの際は各社の申込みページに記載の最新の情報を必ずご確認ください。

記事一覧を見る
不安や疑問を解決します 初心者向けカードローンを解説 詳しくはこちら