最短20分で即日融資を受けられるアコムのカードローン。30日間利息0円サービスも付帯するため、急な出費が発生したときに急いで申込みを検討する人も多いのではないでしょうか。とはいえ、本当に即日で融資してもらえるのか、審査にはどのくらい時間がかかるのかなど、気になることが多くてなかなか踏み出せませんよね。
本記事では、アコムの審査時間の目安と、審査時間が長引く原因を解説します。申込みから借入れまでの時間を短縮する方法も紹介するので、スムーズな借入れに役立ててください。
元銀行員/mybest 金融サービス情報コンテンツ担当
大島凱斗
元銀行員として、法人顧客の経営支援・融資商品の提案、個人顧客の資産運用相談業務を担当。現在は日本最大級の商品比較サービスmybestにて金融・サービス商材の情報提供コンテンツを統括している。
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目次
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アコムでは、審査時間が最短20分で完了します。「最短20分」は、申込み手続きが終わり審査が開始してからの時間です。申込みや書類提出をする時間を考慮すると、手続きから契約完了までに必要な時間は1時間程度が目安といえます。
アコムと同じ消費者金融系のカードローンであるアイフルは最短18分、プロミス最短3分のため(※)、アコムよりもやや早く融資を受けられる可能性があります。ただし、これらもあくまで最短時間なので、審査の状況によっては同程度の所要時間になるでしょう。
アコムの申込み方法にはインターネット・電話・郵送の4つがあり、郵送以外であれば即日の融資も状況に応じて可能です。郵送だと書類の発送や受け取りに日数がかかるため、即日融資は難しいと考えておいてください。
※申込状況により、必ずしも最短時間で完了になるとは限りません。また、受付時間によっては振込日が翌営業日となる場合があります。
アコムの審査時間が長引く原因について、以下で解説します。借入れを急いでいる人は避けるべきポイントになるので、詳しくチェックしてみてください。
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アコムが審査を実施している時間帯以外に申込んだり、混雑しやすい時間帯に申込んだりすると、審査が長引く傾向にあります。
電話だと24時間365日いつでも申込み可能ですが、18時以降に申込んだ場合は翌日の審査へ持ち越しに。インターネットでの申込みも同様に24時間365日いつでも可能ですが、夜間に申込むと審査が翌日になると考えられます。
自動契約機(むじんくん)の場合は、営業時間内にしか申込めません。店舗窓口は9:30~18:00(土日祝日は休業)、自動契約機(むじんくん)は9:00~21:00(年中無休、ただし年末年始は除く)が営業時間です。
正午前後や夕方以降などは、いずれの申込み方法であっても審査が混み合って即日では対応してもらえない可能性があります。スムーズに契約したいなら、できる限り平日の午前中に申込んでおくのが無難です。
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提出した書類に不備や虚偽の記載がある場合にも、アコムの審査が長引いてしまったり審査に落ちてしまったりすることがあるので気をつけましょう。
たとえば、運転免許証と公共料金の領収書を両方提出しなければいけない場合に、運転免許証だけを提出していると書類の不備に該当します。
書類が最新のものでなかったり、必要な年数分そろっていなかったりなど、必要書類の条件を満たせておらず差し戻されると時間がかかるため、注意が必要です。
また、審査に通過したいがために年収や勤務先の情報を偽って提出するのも、絶対にやめましょう。審査がスムーズに進まないどころか、審査に落ちてしまうため正しく申告してください。
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在籍確認ができず、審査が滞ってしてしまうケースに注意しましょう。アコムは原則勤務先に在籍確認の電話は実施していませんが、必要だと判断した場合には実施されます。(※原則、電話での確認はせずに書面やご申告内容での確認が実施されます)回答できないと在籍の証明ができず、審査が滞ってしまうため注意が必要です。
勤務先の電話番号を誤って申告していたり、同僚が何かの手違いで在籍していないと答えてしまったりと、在籍確認がうまくいかないケースはいくつかあります。
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年収に対して借入希望額が大きすぎることも、審査に時間がかかる要因のひとつ。借入希望額が大きいと、返済能力の有無をより厳しくチェックしなければならないほか、総量規制に触れていないかどうかの確認も必要です。
総量規制とは、申込み者の年収1/3を超える額を貸し付けてはいけないと定められた法的なルールのこと。年収が300万円の人の場合は、最大でも100万円までしか借りられません。100万円を超えていなくても、総量規制に近い場合は慎重に審査が行われる傾向にあります。できる限り少ない希望額を申告することが重要です。
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アコムからの審査結果は、メール・電話での申込みの場合はその場で伝えられます。審査結果がなかなか届かない場合は、アコムのメールを拒否する設定にしていたり、迷惑メールフォルダに振り分けられていたりする可能性も。
審査結果が遅いと感じたときは、まずメールの受信設定をチェックしてみてください。アコムのメールドメイン「online-a.com」を受信できるように設定すれば、メールが拒否されることはありません。
受信はしていても迷惑メールフォルダに振り分けられている場合もあるので、確認してみましょう。
アコムの審査時間を短縮する方法は、主に4つあります。以下でそれぞれ詳しくチェックしてみましょう。
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できる限り審査時間を短縮したい場合は、平日の午前中に申込みを済ませておくのがおすすめです。昼休みの人が多い正午前後や、仕事終わりの人が多い平日夜間は混雑しやすく、審査に時間がかかる傾向にあります。
土日祝日になるとさらに時間がかかる可能性があるため、月曜日〜木曜日に申込んでおくと安心です。
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アコムの審査時間を最小限にとどめるためにも、提出する前にきちんと書類を見直すことが大切です。
書類に不備や誤りがあると、アコムから確認の連絡が来たり再提出を求められたりする場合があり、審査にかかる時間も長引いてしまいます。書類には必ず正確な情報を記載し、提出前に間違いがないか見直してください。
とくに、引越しをして住所や電話番号が変わった場合などは、書き間違いのないように気をつけましょう。
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借入希望額を極力少ない額に抑えることも、審査時間の短縮に有効な方法といえます。一般的には借入希望額が高ければ高いほど審査が慎重に行われるので、早く審査を進めたいなら借入希望額を少なくしておくのが無難です。
借入希望額が大きいとアコム側のリスクが高くなるため、返済能力の有無や総量規制に触れていないかなどを厳しく確認するといわれています。
借入限度額はあとからでも増額申請することができるので、まずは10万円以内など少ない額にとどめておき、審査に通過してから増額を検討するのがおすすめです。年収の1/3を超えた額は借入れができないため、自分の年収の1/3を超える金額は申請しないように気をつけましょう。
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先述の通り、在籍確認が電話で行われる可能性を考慮し、スムーズに対応できるよう工夫しておくことも重要です。アコムでは原則在籍確認を電話では行っていませんが、審査状況などによっては電話で連絡する可能性があります。(※原則、電話での確認はせずに書面やご申告内容での確認が実施されます)
電話がかかってくることを考慮し、準備をしておくと安心です。申込みを行った当日や翌日は自分が電話に出られるようにしておいたり、職場の人に電話がくることを共有しておいたりするとよいでしょう。
万が一勤務先の休業日が続く場合や、個人情報保護の観点から社員の在籍を伝えないようにしている場合などは、事前にアコムへ相談してみてください。電話での確認を控えるなど、何かしらの対応を行ってくれる可能性があります。以下の記事もあわせてチェックしてみてください。
以下では、素早く借入れを行う方法を解説しています。審査回答後すぐにお金を借りたい場合は、ぜひ参考にしてみてください。
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審査完了後すぐにお金を借りたい場合は、Webや電話での申込み後に振込みでの借入れを選択してください。最短10秒でお金を借りられます。
振込みで借りる方法では、アコムから申込者名義の金融機関口座へ直接振込が行われ、利用できる金額の範囲内なら1万円単位で借入れができます。
振込みで借りるメリットは、利用手数料が無料かつ24時間365日いつでも借りられること。金融機関によって異なりますが、基本的には最短10秒で振込んでもらえます。毎日23:50〜0:10、毎週月曜日の1:00~5:00はメンテナンスのため利用できない点には注意が必要。
インターネットから振込みで借りる手順は、以下のとおりです。
アコムの借り方の詳細は、以下の記事を確認してみてください。
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自動契約機(むじんくん)で契約する場合は、事前に申込み手続きを済ませておきましょう。来店前にWebで申込み手続きを済ませておくと、来店後の手続きがスムーズに進み、借入れまでの時間を短縮できます。
Webで申込み手続きをする際に記入する項目は以下のとおりです。
自動契約機(むじんくん)で審査を申込んで契約が完了すれば、その場でローンカードが発行され、すぐにATMで借入れできるようになります。
以下のページでは、アコムのカードローンについて、借入れまでの最短時間や借入方法、利用できるコンビニATMなどさまざまな情報を掲載しています。
実際の利用者のクチコミも紹介しているので、借入れの際の参考にしてみてください。
アコム以外のカードローンの利用を検討している人は、以下のページをチェックしましょう。各金融機関のカードローンをランキング形式で紹介しています。特徴ごとに絞り込む機能もあるので、借入先を検討する際にぜひご参考ください。
提供元:mybest
公開日:2022年12月21日
※本記事に掲載されている情報は2022年12月21日時点のものです。お申込みの際は各社公式サイトに記載の最新の情報を必ずご確認ください。
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※2022年4月の改正民法の施行により、成年年齢が18歳に引き下げられており、記事中における成年・未成年の対象についても変更が生じております。利用条件など各社の求める申込み資格の変更については、事業者ごとに判断が分かれておりますので、お申込みの際は各社の申込みページに記載の最新の情報を必ずご確認ください。
CFP認定者・1級FP技能士/Paradise Wave代表
飯田道子
そもそも、カードローンの申込みから契約までの時間が空いても問題はありません。申込み手続きに充てられる時間や日にちが限られている会社員でも、手が空いているときにあらかじめスマホ等で申込みだけ済ませておけば、契約が後日になってもスムーズに手続きを再開できます。