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どうしてもお金が必要なときに便利なアコムのカードローン。アコムのカードローンを返済し終わり、そろそろ解約しようか考えている人も多いのではないでしょうか。とはいえ、解約の前にやらなければいけないことや解約方法など、わからないことが多くて困りますよね。
本記事では、アコムのカードローンの解約(退会)方法と、解約にあたって理解しておきたい注意点について解説します。アコムのカードローンを解約するメリット・デメリットや端数の取扱いについても紹介するので、判断材料のひとつにしてください。
元銀行員/mybest 金融サービス情報コンテンツ担当
大島凱斗
元銀行員として、法人顧客の経営支援・融資商品の提案、個人顧客の資産運用相談業務を担当。現在は日本最大級の商品比較サービスmybestにて金融・サービス商材の情報提供コンテンツを統括している。
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目次
アコムの解約方法には、アコムの自動契約機(むじんくん)で解約する方法と、アコム総合カードローンデスクに電話して解約する方法の2つがあります。
自動契約機よりも電話で解約したほうが手間を減らせるので、営業時間内に対応できる場合は電話での解約がおすすめです。それぞれの解約方法について、具体的に見てみましょう。
出典元:Getty Images
アコムのカードローンを解約する方法の1つ目は、全国各地にある自動契約機(むじんくん)で手続きを行う方法です。
自動契約機(むじんくん)の営業時間は9:00~21:00なので、仕事が終わったあとなど遅い時間に手続きしたい人でも利用しやすいことがメリットです。年末年始を除いて、基本的に年中無休で利用できます。
自動契約機(むじんくん)で解約する手順は、以下のとおり主に3つのステップで行います。移動時間などを除くと、手続きにかかる時間は目安として20分程度を見積もっておきましょう。
自動契約機(むじんくん)での解約は移動の手間が発生するため、より簡単に解約手続きを進めたい場合は後述する電話での解約方法がおすすめです。
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アコム総合カードローンデスクに電話をし、解約手続きを行う方法もあります。アコム総合カードローンデスクの営業時間は平日のみの9:00~18:00で、電話番号は0120-629-215。フリーダイヤルなので無料で通話可能です。
電話で解約手続きを行うメリットは、自動契約機よりも手間がかからず簡単にできること。電話での解約にかかる時間は10分程度で、以下の3つのステップで解約が済みます。
電話で解約手続きをする際には、手元にカードを用意してから電話すると手続きがスムーズです。また、解約後のカードを自分で処分する場合は、悪用されないように磁気テープをハサミで細かく切ってから捨てましょう。
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アコムを解約する際に必要な書類はとくにありません。自動契約機や電話で解約手続きをする際にカード番号を聞かれる可能性があるため、カード番号のみ控えておくとよいでしょう。
なお、アコムにはかつて店頭窓口が存在していましたが、2023年3月末日をもって全国の有人店舗がすべて廃止となりました。店頭窓口での解約には運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を要していましたが、現行の上記2つの解約方法でそれらは必要ありません。
次に、アコムを解約するにあたって理解しておきたい注意事項を解説します。残高に端数が残っている場合など、いくつかの注意点を事前に把握しておくことで、解約手続きをスムーズに進めることが可能です。
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アコムは、残高を完済しないと解約できません。返済方法によっては端数が残り、解約できなくなってしまうため注意しましょう。
例えばATMだと、1,000円単位でしか返済できないため、1,000円未満の残高が残ってしまいます。1,000円未満の残高は「無利息残高」として扱われ、利息がつかず返済しなくても延滞扱いにはなりませんが、解約へ進むこともできません。
解約のために端数を清算したい人は、インターネット返済を行うのがおすすめです。インターネットバンキングを使えば、自分の口座から1円単位で過不足なく返済できます。土日祝日を含む24時間対応で、返済手数料は無料です。
同様に銀行振込みでも端数を含めて返済できますが、振込み手数料がかかります。手数料の負担を抑えたいならインターネット返済で完済しましょう。
ただし、完済しただけでは解約したことにはなりません。アコムを解約したい場合は完済後の解約手続きまで忘れずに行ってください。
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完済証明書や解約証明書が必要な場合は、解約手続きの際に申し出ましょう。完済証明書や解約証明書は、住宅ローンなどほかのローンへ申込む際に提出を求められる場合があるからです。
例えば、新しく申込みをした住宅ローンの提供元会社から、アコムの解約証明書を求められた際に提示ができないと、まだ契約中だと判断されてしまう可能性があります。新規ローンでの手続きが心配な人は、必ず受取っておきましょう。
なお、解約後は信用情報に解約の事実が記録されますが、即時に反映されるとは限りません。解約してすぐに解約の証明が必要になる可能性もゼロではないため、解約証明書を発行しておいて損はないでしょう。
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解約の際にカードを紛失してしまっている場合は、アコム総合カードローンデスクへ連絡して対応方法を確認しましょう。先述しましたが、アコム総合カードローンデスクの電話番号は0120-629-215で、受付時間は平日9:00〜18:00です。連絡して指示を仰ぎ、案内に従って対応してください。
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アコムを解約しても、最長5年間は信用情報に借入れの記録が残ります。解約済みであることも掲載されますが、アコムを利用していた履歴自体はすぐに消えないため注意が必要です。
新たに住宅ローンなどを申込む際には、アコムを利用していたことがわかると審査に悪影響を及ぼす場合があります。解約済みであれば考慮してもらえる場合もありますが、少なからず影響する可能性が高いことは理解しておきましょう。
解約後数年たってから信用情報の状態が気になった場合は、信用情報機関に照会を行えば確認が可能です。心配な場合は、住宅ローンなどに申込む前に確認しておくことをおすすめします。
ここでは、アコムをはじめとする、カードローンを解約するメリットについて解説します。日常的に借入れをする癖がついてしまっている人は、とくにチェックしてくださいね。
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アコムなどのカードローンを解約するメリットの1つ目は、住宅ローンや自動車ローン、賃貸の審査などで有利になる可能性がある点です。
申込み者の過去の借入履歴は、住宅ローンなどの審査でチェックされる項目のひとつといわれています。さまざまな情報から申込み者に返済能力があるかどうかを判断し、審査に通過させるかどうかを決定するのが一般的な流れです。
返済能力を確認するうえで、現時点でアコムをはじめとした消費者金融と契約があるかどうかは非常に重要なポイントだと考えられます。契約が継続中であることはいつでも借金ができる状態を意味するため、返済能力を不安視されることに。
解約済みの履歴が残っていれば、現時点で借入残高がないこと、すぐに借金できる状況ではないことがわかるため、解約していない状態よりも審査に有利に働きます。ローンや賃貸の契約を予定している人は、カードローンをできるだけ解約しておくのがおすすめです。
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アコムを含むカードローンを解約するメリットの2つ目は、お金の無駄遣いや借りすぎのリスクを減らせることです。
カードローンを契約していると、お金が少し足りないときや欲しいものがあったときに、簡単にお金を借りられる状況が続きます。カードローンを解約してしまえば、簡単にお金を借りられなくなるため、無駄遣いや借りすぎてしまうリスクを減らすことが可能です。
気軽にお金を借りる癖がついてしまっている人は、完済だけでなく解約まで行ってお金の管理方法を根本から見直すことをおすすめします。
アコムを解約するデメリットについても解説します。収支のやりくりが厳しい人は、自分の状況と照らし合わせて解約を検討しましょう。
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アコムを解約すると、急な出費が発生してもすぐに借入れができません。経済的に余裕がない場合、無理に解約してしまうと、お金が必要なタイミングで用意できなくなるため注意しましょう。
とくに冠婚葬祭や医療費などは突発的に発生するうえに、必ず用意しなければいけないお金のひとつです。
もちろん解約したあとでも再契約は可能ですが、審査など通常のステップを踏まなければいけないため、即座に借りることはできません。場合によっては審査に落ちることもあります。
急な出費に対応できないほどお金に余裕がない人は、ある程度預貯金ができてから解約することも検討してみてください。
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一度解約してからまたアコムを利用したい場合には、再度申込みを行い審査に通過する必要があります。一度審査に通過した経験があるからといって、次も通過できる保証はありません。
とくに、以前利用していたときよりも収入が減っていたり、雇用形態が正社員から派遣社員や契約社員に変わっていたり、借金が増えていたりする場合は注意が必要です。審査に通過しても、以前の契約時よりも限度額が下がる可能性もあります。
以前の利用時に返済を遅延した経験がある場合も、審査に通過できない可能性があるため注意してください。
まだお金に余裕がなく、万が一のときにまたアコムを利用する可能性がある場合は、解約をいったんやめておくことをおすすめします。
アコムのカードローンを解約するか迷っているなら、実際の利用者の声を参考にして決めるのも有効な手段です。
以下のページでは、アコムの利用者のクチコミを評価とあわせて紹介しています。解約前に一度チェックしてみてください。
最後に、アコムを解約する際によくある質問と回答をまとめて紹介します。
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アコムを完済したあとに解約しないでいると、信用情報の点で不利になる可能性も否定できません。消費者金融を利用中であるとみなされ、クレジットカードやローンなどの審査にマイナスの影響が出る可能性があります。
アコムは利用せずに契約を継続しても年会費や手数料が発生しないため、解約しないで持っておくのも手です。ただし、住宅ローンや自動車ローンなどのローン審査を予定している場合は、審査で不利にならないためにも解約しておいたほうがよいでしょう。
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解約後にアコムから書類が届くことはありません。例外として、解約証明書の発行を希望した場合は自宅に郵送物が届きます。「ACサービスセンター」名で届くため、封筒にアコムの名称が記載されているわけではありませんが、郵送物が届くことに抵抗がある人は注意しましょう。
別のカードローンの利用を検討している人は、以下のページをチェックしましょう。各金融機関のカードローンをランキング形式で紹介しています。特徴ごとに絞り込む機能もあるので、借入先を比較検討する際に参考にしてみてください。
記事提供元: mybest
公開日:2022年12月14日
更新日:2024年12月14日
※本記事に掲載されている情報は2022年12月14日時点のものです。お申込みの際は各社公式サイトに記載の最新の情報を必ずご確認ください。
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1級FP技能士/内山FP総合事務所代表
内山貴博
日々の生活や趣味などにかかる出費は借入れに頼ることなく収入の範囲内で行うのが原則です。また手取りの1割から2割は貯蓄に回したいところです。ローン残高がないのであれば、今後の家計管理を健全化するチャンス。家計健全化の一歩として、解約しておくことは得策でしょう。