検索結果
-
差し迫った利下げの必要性なし、金融政策は「好位置」=NY連銀総裁 2024年4月12日午前 1:23 GMT+95時間前更新 [ニューヨーク 11日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は11日、金融政策は現在「好位置」にあり、経済情勢を踏まえると「極めて近い将来に金融政策を調整する明確な必要性はない」と述べた。 また、現時点で利上げは想定しておらず、いずれ利下げが必要になるという認識も示した。 さらに、米連邦準備理事会(FRB)はインフレ抑制で「かなりの進展」を遂げたものの、見通しを巡る不確実性を踏まえると、政策決定に当たり今後入手されるデータを引き続き見極める必要があるという見解を示した。 直近の連邦公開市場委員会(FOMC)で示された経済見通しは「経済が予想通り推移すれば、今年から金融の引き締めを緩やかに緩和していくのが合理的であることを示している」としつつも、「今後の見通しは不確実で、引き続きデータに依存する必要がある」と強調。「最も効果的にFRBの目標を達成するために金融政策の適切な道筋を評価を進める中、データや経済見通し、リスクに注目していく」と述べた。 インフレ圧力は年内に2.25─2.5%程度に緩和し、来年には目標の2%に戻ると予想する一方、「最近のインフレ指標に見られるように困難に直面する公算が大きい」と警告した。 家賃インフレはある程度緩和すると見通しとしつつも、商業用不動産は懸念事項で、この分野の問題を解決するには時間がかかるという認識を示した。ただ、金融システムの安定に打撃を与える兆候は確認していないとした。 今年の経済成長率は2%、失業率は4%まで緩やかに上昇した後、来年は再び低下に転じると予想した。 また、バランスシートの縮小ペース鈍化を巡る計画の策定は、バランスシート縮小の終了を意味しているわけではないとも述べた。
-
NY株式:NYダウは2ドル安、PPIを好感(訂正) 3月生産者物価指数(PPI)が警戒されたほど強まらず安心から買戻しが先行し、寄り付き後、上昇。その後、NY連銀のウィリアムズ総裁が短期的に政策修正の必要がないと利下げに慎重姿勢を繰り返すと、金利先高観が再燃し相場は下落に転じた。
-
米3月生産者物価指数(PPI)で一部項目の伸び鈍化が示されたためインフレ再燃の警戒感が後退し、米長期金利低下に伴いドル売りが強まった。その後、ウィリアムズ米NY連銀総裁をはじめ、連邦準備制度理事会(FRB)高官が利下げに慎重な見解を示したほか30年債入札結果も冴えず、金利が再び上昇に転じ、連れてドル買いも再燃した。 ユーロ・ドルは1.0757ドルへ上昇後、1.0699ドルまで下落し、引けた。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で予想通り政策金利据え置きを決定。ディスインフレが順調に進行していると6月の利下げの可能性を示唆したほか、ラガルド総裁は本日の会合で、すでに少数の政策委員がインフレに確信を得ていたと利下げに傾斜していたことを明らかにしたためユーロ売りが優勢となった。 ユーロ・円は、163円95銭へ下落後、164円70銭まで上昇。 ポンド・ドルは1.2579ドルへ上昇後、1.2511ドルまで下落。 ドル・スイスは0.9130フランから0.9074フランまで下落した。 11日のNY原油先物は反落。地政学的リスク上昇やMotiva社のテキサス州ポートアーサー工場が操業停止となったことを受けた供給不足懸念に伴った買いが後退した。 [経済指標] 3月生産者物価指数:前月比+0.2%(予想:+0.3%、2月:+0.6%) 3月 コア指数: 前月比+0.2%(予想:+0.2%、2月:+0.3%) 3月生産者物価指数:前年比+2.1%(予想:+2.2%、2月:+1.6%) 3月 コア指数: 前年比+2.4%(予想:+2.3%、2月:+2.1%←+2.0%)
-
米国株式市場=S&P・ナスダック大幅反発、インフレ鎮静化期待で 2024年4月12日午前 6:44 GMT+95分前更新 [ニューヨーク 11日 ロイター] - 米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が大幅反発して取引を終えた。この日発表された3月の卸売物価指数(PPI)の伸び率が鈍化したことで、インフレが鎮静化しているとの期待が広がった。 金利動向に敏感な大型ハイテク株がナスダックの上昇を支援した。 3月のPPI(最終需要向け財・サービス)は前月比(季節調整済み)で0.2%上昇となった。伸びは2月の0.6%上昇から鈍化し、ロイターがまとめた市場予想(0.3%上昇)も下回った。 マクロ・インスティチュートのシニア投資ストラテジスト、ブライアン・ニック氏はPPIについて、前日発表の消費者物価指数(CPI)よりも穏やかな「ソフトランディング」(軟着陸)を支持する内容だったと指摘。前日の株価急落は過剰反応だった可能性があるとし、きょうは自然な反動から買われたとの見方を示した。 一方、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は11日、金融政策は現在「好位置」にあり、経済情勢を踏まえると「極めて近い将来に金融政策を調整する明確な必要性はない」と述べた。 リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は、物価圧力が緩和し続けると連邦準備理事会(FRB)はまだ確信していないと述べた。 市場の関心は第1・四半期の決算発表シーズンに移る。12日にはJPモルガン・チェース、シティグループ、ウェルズ・ファーゴの大手3行が決算を発表する。 S&P総合500種の主要11セクターでは情報技術が大きく上昇。一方、金融は下落した。 大型モメンタム株で構成するFANGプラス指数は2.6%高とアウトパフォームした。 個別銘柄では衣料レンタルのレント・ザ・ランウェイが161.9%急伸。人工知能(AI)を活用して今年の業績を伸ばす方針を示した。 バイオテックのアルパイン・イミューン・サイエンシズは36.9%高。バーテックス・ファーマシューティカルズによる49億ドルでの買収を発表した。 ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.12対1の比率で上回った。ナスダックでも1.23対1で値上がり銘柄が多かった。 米取引所の合算出来高は103億9000万株。直近20営業日の平均も114億8000万株。
-
NY市場サマリー(11日)ドル上昇、利回り一段高 S&P・ナスダック反発 2024年4月12日午前 6:46 GMT+913分前更新 <為替> 不安定な値動きとなる中、ドルが上昇。朝方発表された3月の米卸売物価指数(PPI)が予想を下回る伸びにとどまったものの、インフレ再燃を巡る懸念を和らげるには至らなかった。 複数の米連邦準備理事会(FRB)当局者が利下げは差し迫っていないという認識を示したことはドルへの追い風となった。 3月の米PPIは前月比(季節調整済み)0.2%上昇となった。伸びは2月の0.6%上昇から鈍化し、市場予想(0.3%上昇)も下回った。3月の前年同月比は2.1%上昇し、伸びは予想の2.2%に届かなかった。 ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、金融政策は現在「好位置」にあり、経済情勢を踏まえると「極めて近い将来に金融政策を調整する明確な必要性はない」と述べた。 リッチモンド地区連銀のバーキン総裁も、最新の物価に関する経済指標で、物価圧力が継続的に緩和していくとの十分な確信を得るという点で、FRBが望むところにまだ到達していないことが示されたと述べた。 ドルはPPI発表後一時下げに転じたもののその後切り返した。終盤の取引では、主要6通貨に対するドル指数は0.1%高の105.26。 ドル/円は横ばいの153.23円。PPIを受け、153円を下抜ける場面もあったが、一時153.32円を付け34年ぶりの高値を更新した。 CMEのフェドウオッチによると、米金利先物市場では、PPIを受けて9月利下げの確率が約69%となった。10日に発表された予想を上回る3月米消費者物価指数(CPI)を受け、利下げ開始観測は6月から9月に後ずれした。 ユーロ/ドルは0.1%安の1.07026ドル。 欧州中央銀行(ECB)が11日の理事会で、主要政策金利を予想通り据え置き、近く利下げに踏み切る可能性を示唆したことを受け、ユーロは一時2カ月ぶりの安値となる1.0699ドルに沈んだ。 <債券> 国債利回りが一段と上昇し、2年債利回りが昨年11月以来初めて5%台に乗せた。この日発表の卸売物価指数の伸びは鈍化したものの、前日発表の3月CPIを受け、市場ではインフレ再燃が懸念されている。 3月CPIは前年同月比3.5%上昇に加速し、昨年9月以来の大幅な伸びとなった。これを受け、FRBが年内に利下げに着手できるか不透明感が高まったことで、国債利回りは大きく上昇。この日の取引でも上昇が続いた。 終盤の取引で10年債利回りは4.574%と、前日から約1ベーシスポイント(bp)高い水準。 金利見通しに敏感に反応しやすい2年債利回りは一時5%台に乗せたものの、その後は4.956%と、前日と比べやや低い水準に戻している。 30年債利回りは約3bp上昇の4.66%。 <株式> S&P総合500種とナスダック総合が大幅反発して取引を終えた。この日発表された3月PPIの伸び率が鈍化したことで、インフレが鎮静化しているとの期待が広がった。 金利動向に敏感な大型ハイテク株がナスダックの上昇を支援した。 マクロ・インスティチュートのシニア投資ストラテジスト、ブライアン・ニック氏はPPIについて、前日発表のCPIよりも穏やかな「ソフトランディング」(軟着陸)を支持する内容だったと指摘。前日の株価急落は過剰反応だった可能性があるとし、きょうは自然な反動から買われたとの見方を示した。 市場の関心は第1・四半期の決算発表シーズンに移る。12日にはJPモルガン・チェース、シティグループ、ウェルズ・ファーゴの大手3行が決算を発表する。 S&P総合500種の主要11セクターでは情報技術が大きく上昇。一方、金融は下落した。 大型モメンタム株で構成するFANGプラス指数は2.6%高とアウトパフォームした。 <金先物> 米インフレ圧力の緩和を示唆する統計の発表を好感し、反発した。中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前日比24.30ドル(1.03%)高の1オンス=2372.70ドル。2営業日ぶりに史上最高値を更新した。 <米原油先物> 米国の根強いインフレ圧力や米製油施設の操業停止などを背景とした需要減速懸念が 重しとなり、反落した。米国産標準油種WTIの中心限月5月物の清算値(終値に相当)は、前日比1.19ドル(1.38%)安の1バレル=85.02ドル。6月物は0.99ドル安の84.45ドルだった。
-
本日の新興市場は堅調な展開が想定される。 昨日11日の米国株式市場で、ダウ平均は2.43ドル安(-0.01%)の38,459.08ドルと小幅に4日続落。 3月生産者物価指数(PPI)が警戒されたほど強まらず安心感となった。 一方、NY連銀のウィリアムズ総裁が利下げに慎重姿勢を繰り返すと、金利先高観が再燃し、株価の重しとなった。 ナスダックは携帯端末アップル(AAPL)の回復がけん引し、過去最高値を更新。 今日の新興市場は買いが優勢の展開となりそうだ。 さて、ポートはどうかな~~ 出来高も細り、売り枯れ気配も・・・ 決算近くまではこんな感じかな~~ RSIは25程度…まだまだ買える水準…
-
「利下げの緊急性は低下している」・・・・・・・景気悪くないので ウィリアムズNY連銀総裁 コリンズ・ボストン連銀 バーキン・リッチモンド連銀総裁 「過度な変動は望ましくない」、「高い緊張感をもって動きをみている」、「行き過ぎた動きにはあらゆる手段を排除せず、適切な対応をとる」・・・鈴木財務相 神田財務官 ナンチャッテでいいから金利あげてみたら植田さん。 Z省・・・・オワッテる
-
□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新) ・21時頃:米)ゴールドマン・サックス決算 ・21時30分:米)小売売上高&【除自動車】 ・21時30分:米)NY連銀製造業景気指数 ・21時30分:米)ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言(投票権あり) 夜型だったのに最近、気づいたら寝てまつ と、歳?!🙀
-
ウィリアムズ総裁のコメント速報です(´・ω・`) ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁 「今年の経済全体の成長率は約2%にとどまるだろう」 「個人消費は好調」 「経済の供給側から追い風が吹いている」 「最近のインフレ統計が転換点になるとは思わない」 「市場はインフレ進行の鈍化を考慮に入れている」 「いつものようにデータに依存している」
NY外為市場=ドル上昇、インフ…
2024/04/12 06:32
NY外為市場=ドル上昇、インフレ懸念継続 円は一時153.32円 2024年4月12日午前 6:05 GMT+924分前更新 [ニューヨーク 11日 ロイター] - ニューヨーク外為市場で、不安定な値動きとなる中、ドルが上昇。朝方発表された3月の米卸売物価指数(PPI)が予想を下回る伸びにとどまったものの、インフレ再燃を巡る懸念を和らげるには至らなかった。 複数の米連邦準備理事会(FRB)当局者が利下げは差し迫っていないという認識を示したことはドルへの追い風となった。 3月の米PPIは前月比(季節調整済み)0.2%上昇となった。伸びは2月の0.6%上昇から鈍化し、市場予想(0.3%上昇)も下回った。3月の前年同月比は2.1%上昇し、伸びは予想の2.2%に届かなかった。 ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、金融政策は現在「好位置」にあり、経済情勢を踏まえると「極めて近い将来に金融政策を調整する明確な必要性はない」と述べた。 リッチモンド地区連銀のバーキン総裁も、最新の物価に関する経済指標で、物価圧力が継続的に緩和していくとの十分な確信を得るという点で、FRBが望むところにまだ到達していないことが示されたと述べた。 ドルはPPI発表後一時下げに転じたもののその後切り返した。終盤の取引では、主要6通貨に対するドル指数は0.1%高の105.26。 ドル/円は横ばいの153.23円。PPIを受け、153円を下抜ける場面もあったが、一時153.32円を付け34年ぶりの高値を更新した。 CMEのフェドウオッチによると、米金利先物市場では、PPIを受けて9月利下げの確率が約69%となった。10日に発表された予想を上回る3月米消費者物価指数(CPI)を受け、利下げ開始観測は6月から9月に後ずれした。 コーペイのチーフ市場ストラテジスト、カール・シャモッタ氏は「市場が示唆する金利予想は10日の水準から大きく動いておらず、大幅な金利差がドルを支えている」と述べた。 ユーロ/ドルは0.1%安の1.07026ドル。 欧州中央銀行(ECB)が11日の理事会で、主要政策金利を予想通り据え置き、近く利下げに踏み切る可能性を示唆したことを受け、ユーロは一時2カ月ぶりの安値となる1.0699ドルに沈んだ。