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31.00ドルオンスで反発したかな?
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NY市場サマリー(30日)ドル下落、利回り低下 ナスダック1%超安 2024年5月31日午前 7:20 GMT+96分前更新 <為替> ドルが下落した。米商務省が発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)改定値は年率換算で前期比1.3%増と速報値の1.6%増から下方改定され、2022年第2・四半期以来の低水準となった。 主要通貨に対するドル指数は0.37%安の104.74となった。 年内後半の利下げの動向を見極める手がかりとして、31日発表の米個人消費支出(PCE)価格指数に注目が集まる。 ドル/円は0.53%安の156.805円。前日は1カ月ぶりの高値となる157.72円を付けた。 <債券> 国債利回りが低下した。軟調な消費支出を反映し第1・四半期の米経済成長率が下方改定されたことを受け、FRBに年内の利下げ余地があると示唆された。 商務省発表の第1・四半期GDP改定値は年率換算で前期比1.3%増と、速報値の1.6%増から下方改定。FRBが物価の目安として注視するコア個人消費支出(PCE)指数は3.6%上昇と、3.7%上昇から下方改定された。 このほかの米経済指標では、5月25日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)が前週比3000件増の21万9000件。 全米リアルター協会(NAR)発表の4月の中古住宅販売仮契約指数が前月比7.7%低下の72.3。2021年2月以来約3年ぶりの大幅低下となった。 これらの経済指標の発表を受け、米金利先物は年内に1回の0.25%ポイントの利下げが実施されるとの予想を織り込む水準にある。利下げが実施される時期の見通しは11月。 終盤の取引で10年債利回りは6.8ベーシスポイント(bp)低下の4.556%。 30年債利回りは5.8bp低下の4.685%。 2年債利回りは5.4bp低下の4.931%。 2年債と10年債の利回り格差はマイナス37.5bp。前日はマイナス36.5bpだった。 <株式> 続落して取引を終えた。米顧客管理ソフト大手セールスフォースが前日発表した業績予想が嫌気され、テクノロジー株が下げを主導。ナスダック総合は1%超下落した。 セールスフォースは19.7%の大幅安。29日発表した第2・四半期(5―7月)売上高・利益見通しは、いずれも市場予想に届かなかった。 もっと見る S&P総合500種の主要セクターでは情報技術が2.5%安と下落率が最大だった。通信サービスも1.1%下落した。 この日発表された第1・四半期GDP改定値は年率換算で前期比1.3%増と、速報値の1.6%増から下方改定された。小売売上高と設備投資の軟化を反映した。 <金先物> 米長期金利の低下やドル安などが支援材料となり、小幅上伸した。中心限月8月物の清算値(終値に相当)は前日比2.40ドル(0.10%)高の1オンス=2366.50ドル。 <米原油先物> 石油製品在庫の予想外の増加を嫌気した売りが膨らみ、続落した。米国産標準油種WTIの中心限月7月物の清算値(終値に相当)は、前日比1.32ドル(1.67%)安の1バレル=77.91ドル。8月物は1.26ドル安の77.54ドルだった。 翌31日に米個人消費支出(PCE)物価指数の発表を控え、米国株や原油先物などリスク資産の手じまい売りが先行。 市場はこのほか、石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国が6月2日に開く会合の行方にも注目している。同会合では7月以降の生産方針に関する協議が行われる見通し。
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むさし 5つ星のうち1.0 YouTube界のショーンKか? 2021年2月17日に日本でレビュー済み (2022年1月2日追加:高橋ダンが運営しているというDKO Capitalは、かなり安っぽく胡散臭いHPでしたが、2021年春にリンク切れになり、2018年に当時の妻の名と高橋ダンの本名 Daniel Ornatowski 両名の名前でマイホームクラファンで寄付を募っていて、そのHPも見つかっていますが、2021年秋にリンク切れしていますが、切れたリンクは5ちゃんねるの高橋ダンスレに載っています。高橋ダンが、人を感動させ、信用させるために話す「大切な人を亡くした」ストーリーは、ご健在の当時の妻との話だと思われます。高橋ダンお勧め銘柄がどのような動きをしていったかは、投資データ解析さんがYouTubeで動画を作っています。) ゴールドはビットコインに投資家を奪われ 下落を続けています。 高橋ダンは、今年初め1オンス1950ドルに上昇した時から 動画の視聴者にゴールドをお勧めし始め 昨日1777ドル台にまで下落しました。 高橋ダンは今なおゴールドの購入を勧めています。 この金融緩和相場でも下落を続ける銘柄を勧め続ける理由の一つが この本の売り上げを伸ばすためだという疑念が持たれています。 高橋ダンの動画で興味深い書き込みがありました。 「なんで君らはゴールドに夢中になってんの? 金は長期でとか言ってる奴も米国株と金の長期チャート見てみろって。 この人はコモディティが好きなのよ。そんで個別株はやらない。でも個別株の話もしないと再生数伸びないからMUFG、ソフトバンク、JRとか素人臭い銘柄無理矢理繰り出してきて外しまくってるんだよ。 ろくに企業の分析もしないでチャートだけ見てポンポン動画上げて勝てるわけないでしょ。この前のT&Dとかも業界の分析全くしてないし。やっぱり日本人ってハーフとかウォール街とかってのに弱いのかなぁ。」 この書き込みは真実です。お勧め銘柄を連発しますが、ことごとく外れています。 昨年、コロナショック直後、どんどん多くの銘柄が上がっているのに 「Do Nothingだ。落ちてきたナイフは何度か転がってから拾え」と言い続け、良い銘柄を 拾わせませんでした。 今思えば、Goldを拾わせるために、Nasdaqや日経、あるいはその後数倍に株価を上げていく銘柄を 拾わせなかったのかなと考えると「なるほど」と思います。 とにかく、ゴールド1オンス1950ドルの天井で「Gold買いだ!」と言って、それから1700台半ばに落ちても 「Gold買いだ!」と落ちるナイフを拾わせ続けた神経はサイコパスと言えます。 以下加筆 3月1日、1オンス1740ドルに落ちたところで、高橋ダンは「上手い人は、ここで買うのです」とまた買いを勧めます。でも、翌日正午には1706ドルまで暴落です。でも、さらに暴落。3月5日は1690ドルに落ちます。するとまた1700弱に回復したところでゴールドの買いを推奨します。高橋ダンは「落ちるナイフを拾うな」と1年前には言っていたはずです。でも、ことゴールドに関しては、今年初頭の第二波天井から買いを推奨し続け、その後落ちるナイフを拾わせ続け、なんとコロナショック前の値段以下にまでゴールドが下落しました。 高橋ダンの最大のミッションは自分が保有しているゴールドを日本国民総動員で全力で支えさせることなんでしょうかね?私は「あれ?」と思うのですが、視聴者は占い師に騙された信者化していて「ダン先生!」なんて言っています。高橋ダンは大量にお勧めした銘柄のうち、当たったものだけを、結果が出てから「買った」といい、自慢し、外れたその他大勢はその後フォロー無しです。信者さんはそのカラクリに気付けてません。彼らは自分で分析する能力はないのですかね? また、ダンさんはこれまでCFDは危険だからと視聴者にお勧めしていなかったし、特定の証券会社をお勧めすることもないとも言っていなかったのに、突然特定の外資の証券会社を勧め始め、CFDの利用も推奨します。
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1945年末の全世界のGOLDの保有額380億ドル(1オンス=35ドルで計算)のうち、およそ200億ドル分をUSAが保有していた。 次いで、スイス・アルゼンチン・フランスと続くが、それぞれ10億ドル程度であった。 なお、当時、まだ基軸通貨国であった英国の保有額はわずか7億ドルであった。 英国は1925年に1ポンド=4.866ドルの旧平価で金本位制を再開した。 旧平価での金本位制再開は、英国の国際競争力が低下している中での事実上のポンド切り上げであり、このポンドの過大評価は英国内のデフレーションと輸出に二重の悪影響をもたらし、英国の経常収支は大幅赤字に転落した。 また、ロンドン金融市場に資本を集めるために高金利政策を採用した結果、短期での借り入れが増加した。 マーシャルプラン実行に伴い、アメリカ政府は各国に平価の切り下げを要請した。 1949年9月18日、ポンドは30.5%切り下げられ「£1=$4.03」から「£1=$2.80」となった。 なお、当時、全世界における貿易決済額の36%が英国ポンド建てであった。 £と$との交換レートは、1967年までは$2.8だったが、以後は$2.4となった。 ひゅ~・・・ ポンドは1925年以降の過去100年間でドルに対してざっくり1/4の価値になったわけか。 同じことが今後の日本円に起こらないことを望む。 とはいえ、明治元年に$1=¥1で始まったドル円レートは1941年には$1=¥4に下落し、その後4年間で$1=¥360となったことを考えれば、全然ありえる話ではある。 そもそも、2011年の$1=¥75が、わずか13年後の今日、$1=¥157になってるわけで・・・
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ゴールドマン、コモディティーに強気 金は年末までに14%上昇 12:51 配信 ロイター 北海ブレント先物は1バレル=75─90ドルの範囲にとどまると予想しているが、地政学情勢へのヘッジとして原油の買い持ちには依然として価値があると指摘した。 金価格は年末までに14%上昇し、1オンス=2700ドルに達すると予想。新興国の中央銀行やアジアの家計からの堅調な需要が見込めるとしている。 銅については、安価な代替品が枯渇すれば急騰を再開し、年末までに15%上昇して1トン=1万2000ドルを付けるとした。 一方、米国と欧州の天然ガス価格は、貯蔵量が依然として高水準であるため、今夏はこれ以上の上昇は見込めないと指摘した。
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executive order 6120(1933年4月)ですね。 ルーズベルトが 「国民がゴールドを貯めこむから、経済成長が妨げられ、大恐慌が悪化している」 という謎理論を掲げ、実行した政策でした。 もう一つ、当時は金本位制で通貨発行量の40%はFRBが金を保有する必要があったため、国民から金を回収して通貨発行量を増やすことにした、というのもありました。 例外もあり、少量(5オンスまで)、産業・アート・ジュエリー・歯科治療、レアなコレクション用コインなどです。 この大統領令により、160キロ分のゴールドを没収された弁護士がいました(裁判では相当に争い、刑事処分は受けなかったものの、没収はされました)。ほかにも没収や刑事処分などはありました。庶民までは及ばなかったようです。
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NY市場サマリー(29日)ドル上昇、利回り約1カ月ぶり高水準 株下落 2024年5月30日午前 7:03 GMT+91分前更新 <為替> ドルが上昇した。週後半に発表される主要インフレ指標を前に、米国債利回りが上昇したことを受けた。対円でも上昇した。 ドル/円は0.3%高の157.665円。一時、157.715円と4月末から5月上旬の為替介入観測が広がった時期の水準に近づいた。 主要通貨に対するドル指数は0.43%高の105.11。 市場では、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として重視する31日発表の個人消費支出(PCE)価格指数に注目が集まる。 <債券> 国債利回りが約4週間ぶりの水準に上昇した。FRB当局者から利下げ時期を巡る慎重な発言が相次いでいることに加え、前日の2年債と5年債の入札に続き、この日の7年債入札も低調だったことが利回り上昇につながった。 FRBの金融政策を巡っては、ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁が前日にCNBCのインタビューに対し、利下げを実施する前にインフレが著しく改善するのを待つべきとの考えを示した。 カシュカリ総裁のこうした発言は、ウォラー理事を含む他のFRB当局者に同調するもの。 財務省が実施した440億ドルの7年債入札は、最高落札利回りが4.65%と、入札前取引を上回った。応札倍率は2.43倍。前月の入札の2.48倍のほか、平均の2.55倍を下回った。 終盤の取引で10年債利回りは7.2ベーシスポイント(bp)上昇の4.613%。一時は4.638%と、5月1日以来の高水準を付けた。 2年債利回りは2bp上昇の4.976%。一時は5%と、4週間ぶりの高水準を付けた。 2年債と10年債の利回り格差はマイナス36.3bp。一時はマイナス35.8bpに縮小した。 <株式> 下落して取引を終えた。米国債利回りが一段と上昇し、FRBによる利下げの時期や規模が懸念された。 ダウ工業株30種は1%超下落して約1カ月ぶりの安値を記録。S&P総合500種の主要セクターは全て下落し、金利に敏感な公益事業株などの下げがきつかった。 米債券市場では前日の2年債と5年債の入札に続き、この日の7年債入札も低調となり、国債利回りが約4週間ぶりの水準に上昇した。 根強いインフレやFRB当局者のタカ派的な発言を受けて年内の利下げ観測が後退しており、CMEのフェドウオッチによると、市場が織り込む利下げは11月か12月までに1回のみとなっている。年初時点では複数回だった。 <金先物> ドル高や米長期金利の上昇を背景に売りが優勢となり、反落した。中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前日比15.30ドル(0.65%)安の1オンス=2341.20ドル。 相場は一時2330ドル台まで下落したが、下値では押し目買いが入り、あと下げ幅は縮小した。 <米原油先物> 米長期金利の上昇が投資家心理を冷やし、3営業日ぶりに反落した。米国産標準油種WTIの中心限月7月物の清算値(終値に相当)は、前日比0.60ドル(0.75%)安の1バレル=79.23ドル。8月物は0.55ドル安の78.80ドルだった。
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NY市場サマリー(28日)ドル上昇、利回り上昇 ナスダックが初の1万7000突破 2024年5月29日午前 7:05 GMT+916分前更新 <為替> ドルが序盤の下げから切り返し上昇に転じた。米債入札が軟調な結果となり米債利回りが4週間ぶりの高水準を付けたことを受けた。 米財務省が実施した2年債と5年債の入札は需要が低調となった。フォレックスライブのチーフ通貨アナリスト、アダム・バトン氏は、軟調な入札結果を受けた米債利回りの上昇にドルが追随したとの見方を示した。 <債券> 国債利回りが上昇した。この日行われた2年債と5年債の入札が低調な結果となり、米国債の需要に対する疑念が高まった。 投資家はまた、FRBの緩和ペースと時期を巡る不確実性を示唆する経済指標を消化した。 この日は新発2年債690億ドルと5年債700億ドルの入札が行われ、市場は大量供給に直面した。この日、財務省が供給した債券は合計2970億ドルとなった。 今週の入札総額は6000億ドルを超える。 データによると、2年債券入札は不調に終わり、入札後の利回りは5月第1週以来の高水準を記録した。2年債入札の最高落札利回りは4.917%で、入札締め切りの時点で予想されていた水準を上回った。 5年債入札もほぼ同じく低調な結果となった。最高落札利回りは4.553%と予想より高かった。応札倍率は2.30倍と、前回の2.47倍を下回り、2022年9月以来の低水準となった。 午後の取引では、指標となる10年債利回りは6.5ベーシスポイント(bp)上昇し、4.538%となった。一時4.546%まで上昇し、5月3日以来の高水準を付けていた。 30年債利回りは7.5bp上昇し、4.652%となった。一時は4.66%まで上昇する場面があった。 2年債利回りは1.9bp上昇の4.972%。一時、約4週間ぶりの高水準となる4.981%まで上昇した。 5年債は5.6bp上昇の4.587%だった。入札後には5月2日以来の高水準となる4.594%に達した。 2年債と10年債の利回り格差はマイナス43.8bpだった。 LSEGの金利確率アプリによると、この日発表された住宅価格指数と消費者信頼感指数を受けて、フェデラルファンド(FF)金利先物市場が織り込む利下げ回数は25bpが年内に1回となった。開始は11月とみられている。 <株式> ナスダック総合が初めて1万7000を突破した。米半導体大手エヌビディアの上昇が寄与した。一方、米債利回りが上昇する中、S&P総合500種は小幅高、ダウ工業株30種は小幅安となった。 エヌビディアは7%上昇。他の半導体株も連れ高となった。フィラデルフィア半導体指数は1.9%高。 S&P主要セクターでは情報技術が上げを主導する一方、ヘルスケアと工業の下げがきつかった。 米国債市場で入札がさえず利回りが上昇する中、米株市場は午後に下げ足を速めた。 <金先物> 対ユーロでのドル安を背景に、5営業日ぶりに反発した。中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前週末比22.00ドル(0.94%)高の1オンス=2356.50ドル。 この日の外国為替市場では、ドル安・ユーロ高が優勢。ドル建てで取引される金の割安感に着目した買いが入った。 <米原油先物> 対ユーロでのドル安や需給引き締まり観測などを背景に買われ、続伸した。 米国産標準油種WTIの中心限月7月物は前週末清算値(終値に相当)比2.11ドル(2.71%)高の1バレル=79.83ドルだった。8月物は2.12ドル高の79.35ドル。 外国為替市場ではドルが対ユーロで下落。ドル建てで取引される商品に割安感が生じ、買いが先行した。また、6月2日に予定される石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の閣僚級会合で、現行の自主減産量が維持されるとの観測も相場の支援材料となった。 相場は前週に2.92%下落しており、安値を狙った買いや持ち高調整の買いも入りやすかったもようだ。
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32ドルオンス復帰。 もう30ドルが底値の様相。 これがステージが変わるという事だよ
NY市場サマリー(31日)ダウ…
2024/06/01 09:30
NY市場サマリー(31日)ダウとS&P500上昇、ドル下落 利回りは低下 2024年6月1日午前 6:54 GMT+92時間前更新 <為替> ドルが下落し、年初来初の月次での下落基調が示唆された。4月の個人消費支出(PCE)価格指数の伸びは横ばいとなり、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ時期についての不透明感を払拭するものではなかった。 米商務省が発表した4月の個人消費支出(PCE)価格指数は、前月比で0.3%上昇し、ロイター調査によるエコノミスト予想と一致した。 主要通貨に対するドル指数は0.12%安の104.64。 FRBは2022年3月以来、インフレ抑制のために525ベーシスポイント(bp)の利上げを実施している。市場は当初、年内の利下げが3月に実施されるとの見方を織り込んでいたが、その後6月からさらに9月に後ずれしている。 一方、欧州連合(EU)統計局が発表した5月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)上昇率(速報値)は前年比2.6%と、4月と3月の2.4%から加速した。これを受けて、ユーロは小幅上昇した。 ユーロは0.13%高の1.0847ドル。今週はフランス、ドイツ、スペイン各国のインフレ指標が発表されたが、ECBが来週の理事会で利下げを行うという市場の見方は変わっていない。 ドル/円は0.24%高の157.210円。財務省は、4月26日から5月29日までに総額9兆7885億円の為替介入を実施したことを発表した。 <債券> 国債利回りが低下した。4月のインフレ指標が予想通りに安定化したことで、FRBの年内利下げ計画に変わりはないとの見方が広がった。 他の経済指標では、5月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)が35.4と、約4年ぶりの水準に低下。予想の41.0を大きく下回った。これを受け、米国債利回りは一段と低下した。 PCE価格指数とシカゴPMIの発表を受け、金利先物が織り込む9月利下げの確率は55.3%にやや上昇。 週初は50%をやや下回っていた。 終盤の取引で10年債利回りは4.6ベーシスポイント(bp)低下の4.508%。月間ベースでは17.6bp低下した。 30年債利回りは3.4bp低下の4.651%。月初からは13.8bp低下。 2年債利回りは1.7bp低下の4.912%。月初からは15.9bp低下した。 月間ベースの低下幅は、2年債、10年債、30年債がそろって昨年12月以来の大きさとなる。 2年債と10年債の利回り格差はマイナス37.9bp。前日はマイナス38.3bpだった。 <株式> ダウ工業株30種とS&P総合500種が上昇して引けた。月末特有の買いが入ったこともあり、ダウは1.51%上昇。昨年11月以来最大の上昇率となった。 この日はS&Pのほぼ全ての主要セクターが上昇。エネルギーは2.5%上昇した。ただ情報技術は下落した。 ただ週間ベースではS&Pとナスダック総合が共に6週間ぶりに下落。市場では米連邦準備理事会(FRB)が利下げに着手する時期を探る動きが続いている。 <金先物> インフレ指標が予想の範囲内だったことを受けて一時買われたものの、その後は 利益確定売りに押され、反落した。中心限月8月物の清算値(終値に相当)は前日比20.70ドル(0.87%)安の1オンス=2345.80ドル。週間では0.48%高。月 間では1.86%高となった。 <米原油先物> 石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「OP ECプラス」の閣僚級会合を前にした警戒感から、3日続落した。米国産標準油種WTI の中心限月7月物の清算値(終値に相当)は前日比0.92ドル(1.18%)安の1バ レル=76.99ドルだった。8月物は0.81ドル安の76.73ドル。OPECプラスは6月2日、オンライン形式で閣僚級会合を開く。現行の自主減産方針 が維持される公算が大きいものの、主要産油国の今後の生産方針を巡る協議を前にした警 戒感から売りが優勢となった。