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NY債券、長期債反落 10年債利回り4.26% 持ち高調整の売り優勢 20日のニューヨーク債券市場で長期債相場は反落した。長期金利の指標となる表面利率4.375%の10年物国債利回りは前営業日比0.04%高い(価格は安い)4.26%で終えた。米連邦準備理事会(FRB)高官が利下げに慎重な見方を示す中、持ち高調整の売りが出やすかった。 ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は20日、物価上昇率がFRBのインフレ目標である2%に落ち着くまでは「1、2年かかる可能性がある」との見方を示した。フィラデルフィア連銀が同日発表した6月の製造業景況指数は前月から低下した。一方、個別項目では「支払価格」や「販売価格」の項目が前月から上昇。インフレの沈静化に時間がかかっているとして債券売りにつながった面もあった。 来週には短中期債の国債入札が相次ぐ。積極的に買いを入れる雰囲気に乏しく、持ち高調整の売りが出やすかった。 朝発表の週間の米新規失業保険申請件数は23万8000件と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(23万5000件)を上回った。5月の米住宅着工件数も市場予想以下だった。労働市場の過熱感が薄れる中で経済の減速感が出ており、債券相場の上値を抑えた。 金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りは前営業日比0.02%高い4.73%で終えた。
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植田日銀総裁(内田副総裁が代読) 「国債買い入れの減額、相応の規模になる」 「景気、一部に弱めの動き見られるが緩やかに回復している」 「消費者物価の基調的な上昇率、需給ギャップ改善や中長期的な予想物価上昇率の上昇で徐々に高まっていく」 「金融・為替市場の動向や日本経済・物価への影響、十分注視する必要」 「見通しに沿って経済・物価展開すれば、金融緩和の度合い調整していく」
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今回は「今後の利上げ局面に向けた自信の表れ」と受け止めた市場関係者がいる一方、「日銀は25年以降のインフレの持続性には確信はまだないと思う」との見方もあった。 内田副総裁の講演もノルムからの決別を断言するほどの強いものではなかった。バブル崩壊の経験から逃れられない日本はノルムを克服できたのか。内田副総裁は「答えはそこまで明白ではない」と留保した。同日の植田和男総裁も「(インフレ予想を)今回は2%の目標値にアンカーしなければならない」と今後の課題を強調した。 実際の日本経済をみれば物価上昇率は鈍化し、消費はさえない。消費の見通しを示す内閣府の消費者態度指数は5月に2カ月連続で低下し、基調判断は8カ月ぶりに下方修正された。政府内にも「次の利上げのハードルは高い」との声がなお残る。 「Outlier(外れ値)」――植田総裁が就任2カ月で招かれた23年6月のECBフォーラムでは、司会者は日銀の金融政策をこう表現した。日銀関係者は「国際会議では利上げを急ぐ欧米中銀と対照的にマイナス金利から脱せない日銀は特異な目でみられてきた」と心境を振り返る。 ようやく主要国と同様に短期金利の上げ下げという「普通の金融政策」(植田総裁)に回帰したことの高揚感もあったのだろうか。粋な言い回しを使った決意表明は、コンファランスの参加者にとどまらず市場にさざ波をもたらした。
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植田日銀総裁(内田副総裁が代読) 「国債買い入れの減額、相応の規模になる」 「景気、一部に弱めの動き見られるが緩やかに回復している」 「消費者物価の基調的な上昇率、需給ギャップ改善や中長期的な予想物価上昇率の上昇で徐々に高まっていく」 「金融・為替市場の動向や日本経済・物価への影響、十分注視する必要」 「見通しに沿って経済・物価展開すれば、金融緩和の度合い調整していく」
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植田日銀総裁(内田副総裁が代読) 「国債買い入れの減額、相応の規模になる」 「景気、一部に弱めの動き見られるが緩やかに回復している」 「消費者物価の基調的な上昇率、需給ギャップ改善や中長期的な予想物価上昇率の上昇で徐々に高まっていく」 「金融・為替市場の動向や日本経済・物価への影響、十分注視する必要」 「見通しに沿って経済・物価展開すれば、金融緩和の度合い調整していく」 ・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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外為12時 円相場、下落 米長期金利上昇 実需の売りで一段安 21日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落した。12時時点は1ドル=158円93〜95銭と前日17時時点と比べて66銭の円安・ドル高だった。中値が設定される10時前には一時159円12銭近辺と、約2カ月ぶりの安値をつけた。前日に米長期金利が上昇したほか、中値決済に向けた国内銀行からの活発な円売り・ドル買い観測があり、円を押し下げた。 米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は20日、物価上昇率が米連邦準備理事会(FRB)のインフレ目標である2%に落ち着くまでは「1、2年かかる可能性がある」と述べた。フィラデルフィア連銀が同日発表した6月の製造業景況指数では「支払価格」や「販売価格」の項目が前月から上昇した。インフレの高止まりが意識されて米国債が売られ、米長期金利が上昇して日米金利差を背景とした円売り・ドル買いを後押しした。 米財務省は同日、半期ごとに公表する外国為替政策報告書で、為替操作をしていないか注視する「監視リスト」に1年ぶりに日本を加えた。経常黒字の拡大などを背景にした機械的な対応で、財務省の神田真人財務官や鈴木俊一財務相もその点を強調したが、市場では日本政府・日銀が円買い介入をしにくくなるとの思惑が出た。21日早朝の取引で海外勢からの円売りを促した面がある。 鈴木財務相は21日午前の閣議後記者会見で、今後の為替政策については「引き続き米国をはじめとする各国通貨当局と緊密に意思疎通を図っていく」と語った。神田財務官は記者団に対し「過度な変動がある場合には適切な対応をしっかり取っていくという考えに変化はない」と述べた。 円は対ユーロでも下落した。12時時点は1ユーロ=170円29〜35銭と、同55銭の円安・ユーロ高だった。 ユーロは対ドルでは下落した。12時時点は1ユーロ=1.0716ドル近辺と同0.0008ドルのユーロ安・ドル高だった。対スイスフランや対英ポンドでのドル買いが対ユーロにも波及した。その後はユーロの買い戻しも入り、底堅く推移している。 〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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緩和続けてるのに実質賃金マイナスにドル建てGDP減少とか、金利を上げたところで円高になるとは思えないわ。 そもそも毎年増税してるのに物価上昇率2%目標自体がおかしいと思ってる派
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為替関係なくとも、もう物価上昇率 2%を 余裕で超えてますよ。 利上げは出来る環境でしょう。 6/21(金) 8:32配信 (ブルームバーグ): 5月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)は3カ月ぶりに伸びが拡大した。エネルギーの上昇が全体を押し上げた。 総務省の21日の発表によると、コアCPIは前年同月比2.5%上昇した。市場予想では2.6%上昇が見込まれていた。日本銀行の目標の2%を上回るのは26カ月連続。エネルギーは7.2%上昇と前月から伸びが加速した。 日本銀行の目標の2%を上回るのは26カ月連続 日本銀行の目標の2%を上回るのは26カ月連続
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NY円相場、続落 1ドル=158円00銭〜159円00銭 一時およそ2カ月ぶりの安値 日米金利差の拡大受け 20日のニューヨーク外国為替市場で円相場は5日続落し、前営業日比1円05銭円安・ドル高の1ドル=158円90銭〜159円00銭で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)高官の発言などを受け、米長期金利が上昇。日米金利差の拡大を受けた円売り・ドル買いが出た。一時は158円95銭と、4月下旬以来の円安・ドル高水準を付けた。 ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は20日、物価上昇率がFRBのインフレ目標である2%に落ち着くまでは「1、2年かかる可能性がある」との見方を示した。フィラデルフィア連銀が同日発表した6月の製造業景況指数は前月から低下した。一方、個別項目では「支払価格」や「販売価格」の項目が前月から上昇。インフレの沈静化に時間がかかっているとして米国債に売りが出た。米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大観測からも円売り・ドル買いが出た。 20日にはスイス国立銀行(中央銀行)が0.25%の利下げを発表。スイスフラン売り・ドル買いが進むと、対円など主要通貨に対してもドル買いが波及した。市場では「節目の160円を試している。21日発表の5月の日本の全国消費者物価指数(CPI)を前に、円買いの動きは控えられた」(フォレックス・ライブのアダム・バトン氏)との声も聞かれた。 この日の円の高値は158円25銭だった。
...植田総裁は景気の現状につ…
2024/06/21 16:22
...植田総裁は景気の現状について「一部に弱めの動きも見られるが、緩やかに回復している」と指摘。消費者物価の基調的な上昇率は、需給ギャップの改善に加え、賃金と物価の好循環が引き続き強まり、中長期的な予想物価上昇率が上がっていくことで「徐々に高まっていく」とした。...ロイター