NYダウ【^DJI】の掲示板 2023/11/22

今後の課題は依然として膨大です。ブルームバーグ・エコノミクスは、不動産セクターの企業が流動性不足を埋めるために、2023年に18兆9000億元（国内総生産の15％）が必要になると試算している（短期負債や販売済みの住宅を完成させるのに必要な資金も含む）。来年も同様の資金不足が生じる可能性が高い。

そのため、当局は不動産開発業者の救済を望んでいないが、支援を提供できなければ、経済の他の分野の好調のおかげでこれまで許容できる景気減速をコントロールできなくなるリスクがある。

野村のエコノミストらは、苦境に陥った一部の開発業者を救済し、住宅の建設と販売前に引き渡すための資金不足を埋めるために、中国政府は最終的に「最後の貸し手の役割を果たさなければならないかもしれない」と述べている。

マッコーリー大学のエコノミストらは最近のメモで、なぜそれが必要なのかを次のように説明している。「最後の貸し手なしでは、売上高の減少とデフォルトリスクの上昇が相互に強化し合うため、自己実現的な信頼危機が簡単に起こる可能性がある。」