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投資成績&生活向上委員会の掲示板

明日の変化日で、ここから少し押すか、もみ合うとすると、物色面は出遅れ銘柄まで広がって来たことから、また切り返す段階では最初に先行して上がった銘柄群に戻る可能性もあるでしょうか。明日、明後日は変化しやすいところなので、その辺も見たいと思います。
少し調整を挟んで12月10日くらいまで上がると、その後は調整が1カ月くらいあっても良いのかもしれません。

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『景気敏感への見直し継続、海運・鉄鋼など出遅れ修正も/ランチタイムコメント
12時10分配信 フィスコ

 日経平均は続伸。58.26円高の9425.06円(出来高概算12億3000万株)で前場の取引を終えている。米年末商戦への期待のほか、独11月のIfo企業景況指数の改善などが好感された先週末の欧米株高と円安基調が支援材料に。シカゴ先物清算値(9430円)を上回って始まった日経平均は、寄り付き直後に9487.94円まで上げ幅を広げている。

 トヨタ<7203>が4月2日以来の年初来高値を更新するなど、景気敏感セクターを中心に幅広い主力銘柄が上昇した。ただ、欧州ではギリシャ支援問題について、26日のユーロ圏財務相会合で再協議されるほか、米国では週明けにも「財政の崖」への対応協議が本格化するため、上値追いは慎重なスタンスも。

 その後は、狭いレンジでのこう着が続く格好だった。東証1部の騰落銘柄は、値上がり1165に対して値下がり378、変わらず143と、値上がり数が全体の7割近くを占めている。セクターでは電力ガス、鉄鋼、海運、ゴム製品、輸送用機器が堅調。一方、不動産、石油石炭には利益確定の動き。

 日経平均のオープニング・ギャップ後のこう着は想定内であろう。為替市場では円安基調がやや一服するなか、日経平均は上げ幅を縮めている。しかし、これまでなら、為替の円安一服によって一気に利益確定が強まるなど、資金の逃げ足も速かったが、このところは全体的に底堅さが意識されている。

 上値追いには慎重になりやすいだろうが、東証33業種の5月2日から先週末までの騰落率をみると、上位は不動産20.99%、その他金融13.23%、証券12.97%だった。円安メリットが意識される輸送用機器が2.49%、ゴム製品が1.61%と、ようやくプラスに転じたところであろう。

 円安トレンドを追い風とした景気敏感への見直しが続くと考えられ、マイナス圏に位置している海運、繊維、鉱業、電気機器、鉄鋼、非鉄金属、石油石炭、ガラス・土石、精密機器、機械、化学工業、金属、その他製品、卸売などへの出遅れ修正を意識しておきたい。』