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日経平均株価【998407】の掲示板 2024/05/10

日経平均、NYダウ7連騰が追い風(先読み株式相場)2024年5月10日 8:04
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL1009Q0Q4A510C2000000/

10日の東京株式市場で日経平均株価は反発か。前日の米株式相場が総じて堅調だったことを受け、幅広い銘柄に買いが先行するだろう。日経平均は前日終値(3万8073円)より400円あまり高い3万8500円が上値メドになる。

9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は7日続伸し、前日比331ドル(0.84%)高の3万9387ドルで終えた。昨年12月以来の長期連騰となった。朝方発表の雇用指標が労働需給の緩みを示し、米連邦準備理事会(FRB)が年後半に利下げに動くとの思惑から買いが優勢になった。キャタピラーやホーム・デポなど景気敏感や消費関連の上昇が目立った。

半面、エヌビディアが3日続落するなど、日経平均との連動性が高いとされる半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は0.63%下落した。東京市場でも値がさの半導体関連に売りが波及すれば、日経平均の上値を抑える要因となりそうだ。

10日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は上昇し、6月物は前日の清算値に比べ390円高い3万8430円で終えた。26日早朝の外国為替市場で円相場は1ドル=155円50銭台と前日夕時点に比べやや円高・ドル安水準となっている。

日経平均は朝高後、上値が重くなる場面が多そうだ。今月に入り、時価総額の大きい大型株の軟調な展開が目立つ。主力大型株で構成する「TOPIXコア30」は9日まで2.18%下落と、日経平均(0.86%下落)より下落率が大きい。一方で「TOPIXスモール指数」は0.18%上昇している。9日の中国市場で上海総合指数は8カ月ぶりの高値を付けた。市場では「これまでの中国株売り・日本株買いの持ち高を解消する動きが、日本の大型株の売りにつながっている」(外資系証券のトレーダー)との声があった。

個別では日本製鉄に注目だ。9日の取引終了後、2025年3月期(今期)の連結純利益(国際会計基準)が前期比45%減の3000億円になるとの見通しを発表した。世界的な鋼材需要の低迷が背景で、市場予想平均であるQUICKコンセンサスの5064億円を大幅に下回った。売りが膨らむ可能性が高そうだ。

株価指数オプション5月物の特別清算指数(SQ)が算出される。ホンダ東京エレクトロン三井不動産NTTなどが24年3月期決算を発表する。