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日経平均株価【998407】の掲示板 2024/04/20

昔は、(長男が)親と同居する場合が多かったから、今の高齢者は介護保険料のような社会保障負担がなかった(介護保険制度は、平成12年4月から施行された)

当時の若い世代は親の面倒を見たがらず、核家族化が進んだ結果として、親夫婦だけが暮らす家庭が増えていった

年を経るごとに高齢化は進展していくため、その当然の帰結として、要介護高齢者の増加と介護する側の配偶者の高齢化という問題が生じてきた

もちろん、別地域で暮らす息子夫婦が、実家の親を、日々、世話しに行くことは、マンパワー的にも財政的にも不可能なので、今の介護保険制度が導入されて、介護保険料という新たな社会保険料負担を背負うことになった訳だ

今の40歳以上の世代が、高い介護保険料負担に悩まされているのは、自分たちの親の面倒を、行政に押し付けて他人に見てもらうことにした当然のコスト(ツケ)という訳で、今の高齢者(制度導入前の国民)よりも負担が重たいのは必然の理

また、少子化問題も核家族化の進展が影響を及ぼしている
核家族化になれば、夫婦共働きで子供を育てるのは大変だし、保育園に預ければその費用が重く圧し掛かってくるし、かと言って、共働きを止めて育児をすれば、収入が減って経済的な負担も大きくなってくるから、自然と子供の数も一人が多くなってきて、その結果、人口減少に繋がっていく(単純に考えて、親が二人なら子供も二人いて人口減少は防げることになる)

昔のように、親と同居していれば経済的にも楽であるばかりか、共働きであっても自分の子供を親に世話してもらうことができたが、核家族化を選んだために、保育園に預けるか共働きを止めるかの二択を迫られているのが、今日の状況と言える

政府は、税制面での優遇などを使って、二世帯家族の大幅な推進を図ることを、真剣に考えた方が良いのではないか?