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日経平均株価【998407】の掲示板 2024/04/15


選挙に強い「小池百合子神話」がついに崩壊? 
学歴詐称疑惑と15区乙武氏の苦戦で外れた目論見
4/15(月)

こんな数字とはびっくりしたよ。断トツでトップだと誰もが思っていたからね」
そう暗い表情を見せるのは、自民党岸田派の国会議員だ。
4月16日から始まる全国3つの衆院補選は、岸田文雄首相にとって正念場だ。
3敗すれば政権運営すら危うくしかねない。

自民党は島根1区で候補者を擁立したが、自民への逆風を受け、苦しい情勢が報じられている。長崎3区では裏金事件が直撃し候補を擁立できず不戦敗。東京15区も候補を擁立できなかったが、自民党には当初、小池知事が推す候補を支援して勝利することで、面目を保とうという目論見があった。
その東京15区で、小池知事が自ら特別顧問を務める「都民ファーストの会」から擁立したのが乙武洋匡氏(48)だ。

乙武氏は2016年の参議院選挙で自民党から立候補の調整を進めていたが、女性スキャンダルが報じられたことで自民党が擁立を見送った経緯がある。22年の参院選では東京選挙区から無所属で立候補したが、敗北している。

自民党は4月6、7日、独自に補選の情勢調査を実施した。
この調査の結果、東京15区の立候補予定者のうち、

トップは立憲民主党公認の酒井菜摘氏で18%。
2番手は維新の金沢結衣氏で15%。
乙武氏は11%で3番手だった。

冒頭の岸田派議員は、この調査結果に驚いていたのだ。

  • >>4009



     この会見では過去に報じられた女性スキャンダルが蒸し返され、乙武氏は釈明に追われた。また、自民党の推薦について、「自民から推薦を受けることはおそらく逆風になるだろう」とも発言した。

    この発言に自民党都連は反発。12日に自民は小渕優子選対委員長が、乙武氏から要請がないこと、地元の支部から「推薦しないように」との申し入れがあったことを理由に推薦見送りを発表した。

    これによって、自民党は東京15区での不戦敗が確定したが、推薦見送りを決めた背景には、乙武氏の発言への反発だけでなく、情勢調査の結果もあったようだ。東京都選出の自民党衆院議員の一人がこう話す。

    「乙武氏が立候補を表明し、小池知事が応援すると決めれば圧勝ムードになると思っていた。しかし、乙武氏の過去のスキャンダルも蒸し返され、そんなムードはない。『選挙に強い小池神話』が崩壊しようとしている」