投稿一覧に戻る 日経平均株価【998407】の掲示板 2020/03/17 13141 aks 2020年3月17日 20:44 政府が見込んでいた堅調な経済状況が続けばGPIFの資産が年金給付の財源として使われるようになるのはまだ数年先のはずだった。 しかし、昨年10月の消費増税による景気の急減速と2020年に入ってからの新型コロナウイルスの感染拡大による世界的景気悪化懸念によって、GPIFの資産が年金給付の財源として使われ始める時期が早まる可能性が出て来ている。 厚生労働省が昨年公表した財政検証の結果の中では、政府の見通しを下回る経済状況になった場合、早ければ2020年度からGPIFの資産の取崩しが始まる「最悪のケース」も示されている。ただし、足元の経済状況は政府が示した「最悪のケース」を上回るペースで悪化してきている。 それは、昨年末時点で168兆9897億円というGPIFの巨額な資産が金融市場で換金のために売却される可能性が高まって来ていることを意味している。 仮に年金給付の財源確保のためにGPIFの資産が5兆円を取崩すとしたら、「国内株式」にはその25%に相当する1.25兆円の売物が出ることになる。 そう思う7 そう思わない0 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
aks 2020年3月17日 20:44
政府が見込んでいた堅調な経済状況が続けばGPIFの資産が年金給付の財源として使われるようになるのはまだ数年先のはずだった。
しかし、昨年10月の消費増税による景気の急減速と2020年に入ってからの新型コロナウイルスの感染拡大による世界的景気悪化懸念によって、GPIFの資産が年金給付の財源として使われ始める時期が早まる可能性が出て来ている。
厚生労働省が昨年公表した財政検証の結果の中では、政府の見通しを下回る経済状況になった場合、早ければ2020年度からGPIFの資産の取崩しが始まる「最悪のケース」も示されている。ただし、足元の経済状況は政府が示した「最悪のケース」を上回るペースで悪化してきている。
それは、昨年末時点で168兆9897億円というGPIFの巨額な資産が金融市場で換金のために売却される可能性が高まって来ていることを意味している。
仮に年金給付の財源確保のためにGPIFの資産が5兆円を取崩すとしたら、「国内株式」にはその25%に相当する1.25兆円の売物が出ることになる。