ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

マークラインズ(株)【3901】の掲示板 2016/12/15〜2017/02/16

決算説明会資料に目を通しましたが、これを読むと握力が増します。
具体的には、以下の点に大きな魅力を感じました。

・「エキスパート」サービスの成長
コンサルや人材紹介を担う「エキスパート」サービス。
全体の中の割合としては、このセグメントの貢献度はまだまだ小さいです(全体の15%程度)。
しかし、この部分の潜在的伸び代は非常に大きい。
「情報プラットフォーム」はいわば「手頃な情報入手」的なサービスであり、
マークラインズの中心打者的な存在ですが、
所謂一本足打法では競合相手が出てきた時に心許ないです。

しかし、今後「エキスパート」サービスが持続的に拡大発展し、
さらに「情報プラットフォーム」とのフルパッケージ化が進めば、
シナジー的な効果で相談者との関係性や関与の度合いの深みが飛躍的に増大します。
そうなれば、オンリーワンとしての立場を非常に強固なものにできるのではないでしょうか。

・中国/アジア地域での成長
情報プラットフォーム事業の売り上げにおける「中国」と「アジア」のシェアは、
現時点では日本のそれの30%を少し超える程度です。
しかし「アジア」での伸び率は現に非常に大きいですし、
今後を考慮すれば「タイ、インドを中心に契約社数が増え、売上高も大きく伸長」、
との文言はとても心強い(しかも、割合的には既に「北米」と同等です)。

確かに「北米」と「欧州」での静けさは気にはなります。
しかしながら中期的なタームで見た場合(例えトランプ大統領がアメリカ現地での生産にこだわったとしても)、
アジア圏内での自動車の生産こそが世界の趨勢になるのでは?
となれば北米や欧州の数字よりもアジアや中国の動向を注視した方が生産的なのではないでしょうか。